第一話
[2/5]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ませんし、生き残れてもこれまで通りの生活なんて不可能です。消えない傷まで残す。徹底的にやっていきますよ。
他にも、『ドンッ!』とされるかもしれませんね。あれです、威力で『特別』にあたる女を潰して、音の恐怖を男に植え付ける。銃声って実際に聞いてみると中々に凄いんですよ?県に一か所くらいは射場があると思うので人生で一度くらいは行ってみるべきです。そして、実包を撃つところをすぐそばで見る。いい人生経験になるでしょう。
あ、でも・・・頻繁に通いすぎると銃声を聞いても何とも思わなくなっていくんですよね。射場に行くと『あー、やってるなぁ………』くらいに思いながら本を読んだり、それこそ二次創作書いたりしてるこの人もいるみたいですし。慣れって怖いものです。
っとと、思いっきり脱線してしまいました。そこじゃないのです。
いえ、それもちょっと重要だったりしますけど、本題はそこではないのです。
………なんでしたっけ?ちょっと読み返しますので………そうでした、伝説の英雄になったあの人の話でしたね。
都市伝説ってご存知ですか?
ええ、都市伝説。アーバンレジェンド。
『フォークロア』って言われる、とか。それにしては聞きませんけど。
ありますか?都市伝説の話をするときに『そう言えば、こんなフォークロアが』なんて言う事。ないでしょう?もしあったとしても、相手は何の事だか分りませんよ。
たまーにファッション用語として出てくるくらいです。民族衣装ちっくな服ですよ。私は結構好きです。
でも、知っていますよね?都市伝説。最近では誰でも一つくらいは話せるんじゃないかと思います。
眉唾ものだけど、なんだかありそうなお話。
内容はホラーなのに、どこか笑えてしまうような要素も残っているから、意外と広い年齢層に受け入れられている、口伝で伝わっていく伝説たち。
それが、都市伝説です。
それで、実はその彼は都市伝説になったんです。以上。
………ん?なんでしょうか?
もっと詳しいことが知りたそうな、そんな顔をしていますね。まだその目だけは消えていませんけど。
もっと異性の話が効きたいのかと思ってましたよ………って、それはそれで聞きたいのですか。
あなたの好きな人の、恋人の、そんな人たちのスタイルについて語るのもそれはそれで楽しそうですけど、まあそれは置いておきましょう。
はなすにしても、まずはその目をどう止めさせましょうか・・・あ、なるほどなるほど。そういうことですか。
ようやく納得ですよ………貴方のその目の理由。
あなた………他の三枝さんのお話を聞きましたね?
私の語りに近いものと言う事は、私のお姉さまが語っておられたあれですね。『正史』とでも言えば伝わりますか?とにかく、それをお読みにな
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ