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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
剛田武か、お前は!?
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「あはははははは!払ってやろうよアルル。ただ見は良くない!正当な言い分だ!」
しかし、思いもよらない発言パパ!
「そちらの紳士様はご理解しておいでの様で…」
「リュ、リュカさん!?」
え、何!?何で払わにゃならないの?

「そう…ただ見はダメだ!僕も先程、ステージで歌を披露したんだよね…」
「は…はぁ…」
あぁ…そう言うこと…
「まぁ、3曲だけだから、オマケしても良いよ。…500000000ゴールドに!」
「ご、5億!!!?」
アレ?
何でだろう…さっき受付嬢が提示した金額が安く思えるよ?

「払えよ!あのチンケなショウに50000払ってやるから、僕の『超イケメン歌手 リュー君オンステージ』に500000000ゴールド!払わないと実力行使に出るぞ!」
「な、何をふざけた事を…勝手に歌っただけでしょう!」
「『ショウを観たら、料金を払うのが当然でしょう!』って事だよね。払えよコラ!」
わぁ凄い…ジャイアンが居るー!
何この子?
どんだけ身勝手なの?
何でボッタクリを行っている側が可哀想に思えるの?

「オ、オーナー!オーナー!!」
うん。対応としては正しいけど、オーナーにどうにか出来る相手じゃないわ…
地獄の帝王クラスを2.3人呼ばないと………
居る?知り合いに地獄の帝王が居る?

「おやおや…どうしましたか?トラブルのようですねぇ…」
見るからに小悪党…
一人じゃ町も歩けないのだろう…
貧相な出で立ちに、ゴツイ大男を4人も引き連れ現れた。
「そ、その…此方のお客様が…」


「非常識な…そんな子供の理屈が通じると思ってるのですか!?」
うん。私もそう思う。
身内の言うことだけど、私もそう思う。

「ゴチャゴチャうるせーな!さっさと実力行使に出れば良いだろ!」
しかもめんどくさくなったらしく、力業での解決を優先させた。
お父さんは体中に傷がある…だからそれを隠す様にマントを羽織っている。
初めてお父さんのことを見ると、細面であまり強そうには思えない。

4人の大男もそう思ったのだろう…
1人が凄い勢いでお父さんに突進してくる…が、軽く平手打ちしただけで劇場の外にまで吹っ飛ばされてしまった。
でも解ってない残り3人は、勝てると思い込んで一斉に襲いかかってきた。

「イオ」
ポピーお姉ちゃんに教わった、戦わずに相手の戦意をなくすワザ…
誰も居ない壁に向かい魔法を唱えて脅しをかける。
「お!マリー…手加減が上手くなったね!」
「日々精進してますから!それにこんな所でイオナズンを唱えたら、私まで怪我しちゃうし!」
そうよ…私はイオナズンだって唱えられる。
アンタ達に勝てる相手じゃないのよ!

「おいコラ!さっさと払え!今すぐ払え!全額揃えて払え!」

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