Data05:クロス=T=カトレーン
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いい魔法を知っているはず……」
緋色の空
「それはいいから。えーっと、初期設定ではティアの生き別れた双子の弟だね」
クロス
「生き別れ…だと!?ふっ、だが安心しろ。そんな事になろうものなら、俺は5分かけて姉さんを見つけてみせよう!」
緋色の空
「5分!?短っ!……まあいいや。他にはねー、傭兵ギルド“南の狼”に所属してるはずだった」
クロス
「南の狼…ああ、エバルーの件で雇われていたというアイツ等のギルドか」
緋色の空
「そう。で、生き別れた姉を探すべく旅に出て……」
クロス
「旅に出て?」
緋色の空
「そこから先は書いてません!」
クロス
「……」
緋色の空
「……」
クロス
「……ふざけているのか?」
緋色の空
「本当だって!因みに剣士設定は初期から変わらず。更に言えばこの時から“好きなもの”に姉がありました」
クロス
「当然だ」
緋色の空
「わ、ちょっとドヤ顔した…」
【何故クロスの名前はクロスなのか】
緋色の空
「初期のイメージが“善人”だったから」
クロス
「何だ、それじゃあまるで今の俺が悪人みたいじゃないか」
緋色の空
「いや、今もちゃんと善人だよ?ただ初期は本当の意味で善人だった訳。どんな些細な悪事も見逃さず、立場的に弱い人を味方して、どんな状況でも悪には屈しない。正義感の塊みたいな奴だったんだよ。まあそれにはカトレーンでの過去が影響してるって設定だった訳だけど」
クロス
「…悪事を見逃すどころか、気づく事すら出来なかったからな。あれが当然、あれが現実、あれこそが世界の全てだった。幼かった俺にとっては」
緋色の空
「だからそんな状況を2度と作り上げない為にって人が、初期設定のクロス。で、善人→善と悪→聖なる何か→そうだ、十字架だ…と」
クロス
「どうしてそうなった」
緋色の空
「私の思考は常に謎の終わりと繋がっているのだよ」
【クロスがシスコンな理由】
クロス
「だから何度言えば解るんだ!俺はシスコンじゃない!ただ姉さんを家族として愛しているだけだ!姉を愛して何が悪い!」
緋色の空
「いーやお前はシスコンだ!私は知ってるぞ!?お前の初恋がティアである事を!」
クロス
「な…何故それを!?」
緋色の空
「知らない訳ないじゃん、お前の生みの親私だぜ?もちろん知っているとも!初めてティアに会った時、姉だって認識が薄くて一目惚れした事を私が知らないとでも思ったか!その後姉だって事思い出して3日間悩んで、“そうか、弟ポジションは誰がどうやろうと奪えない完璧な席じゃないか!ならばここから姉さんを愛せばいい!”って考えた事だって
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