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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜自称常識人な問題児もいるようです〜
第二話
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(あーああんな手紙読まなきゃ良かったな…
そうすりゃ今頃昼寝してたのにさ…)
そんなことを考えてるうちに鷹史はドボンと湖に落ちた。
??????????
「げほっげほっ…うえっ」
湖から上がったら先程空中で見た3人と1匹がいた
「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、空に放り出すなんて!」
(なんやらお嬢様っぽいやつが文句言ってるなぁ…)
「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」
(金髪でヘッドホンつけたあの不良君は何言ってんだ石に呼び出されたら動けないだろ…)
「・・・・・・・。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」
「俺は問題ない」
「そう。身勝手ね」
(いやいや身勝手ってレベルじゃないから何言ってんの君たちは??)
「此処どこだろう?」
「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃないか?」
(本当に君は何言ってんの…)
「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは″オマエ”って呼び方を訂正して。
ー私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それでそこの猫を抱きかかえてる貴女と眠そうな顔してる貴方は?」
「・・・・・春日部耀。以下同文」
「眠そうな顔って俺か?俺は柳鷹史だ。よろしくな」
(俺はそんなに眠そうな顔してたかな…)
「そう。よろしく春日部さんに柳君。最後に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃ったダメ人間なので用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」
「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
(うわぁ・・・なんか問題児ばっかりですねえ・・・。)
「で呼び出されたのはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明する人間が現れるもんじゃねえのか?」
「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」
「・・・。この状況に対して落ち着きすぎているのもどうかと思うけど」
「君もだけどね」
(あなたもですよ)
場が落ち着きすぎているせいで出るタイミングを計れない彼女であった。
(まあ、悩んでいても仕方ないデス。これ以上不満が噴出する前にお腹を括りますか)
「うーんならそこにいる人に聞いてみるか?」
「なんだ、貴方気づいていたの?」
「まあ隠れるにしても下手過ぎだしね2人も気づいてたでしょ?」
「風上に立たれたら嫌でも分かる」
「まぁな…それにしても面白いなお前ら」
(いやあ
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