暁 〜小説投稿サイト〜
東方魔法録〜Witches fell in love with him.
56.再会〜She will confess her love to him.
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れた大地の浄土」
水符「ベリーインレイク」
黄色い極細レーザーがVの字になって移動を制限し、青色のレーザーも∧の字となって移動を制限する。結果的に動ける範囲はひし形となり、本当に狭い。
そして追い打ちをするかのように青色と黄色の小玉と中玉が放たれる。
「あー!もう!イライラするスペルカードの組合せね!」
「名付けて………。何にしよう?」
「黄水「水没忘却のピュアランド」なんてのはどう?」
「いいね、ひし形を
島
(
ランド
)
と見立てたのか。即興にしてはいいものが出来た」
「これが即興だって言うのかよ!?」
必死に避けている霊夢と魔理沙に比べ、余裕の明希とパチュリー。
それでも、余裕はないが、異変解決専門の博麗の巫女と魔法使いの弟子、魔理沙は被弾せずにスペルを破った。
――SpellBrake!!――
「さあ、そろそろ被弾させにいくよ」
一白「夏至の大洪水」
土符「トリリトンシェイク」
青白いレーザーが縦に降り注ぎ、レーザーの軌跡から小玉が溢れた。
パチュリーをお姫様抱っこで抱えてる明希の回りを黄色い中玉が囲い、一定間隔で放ちながら小玉も大量にばら蒔く。
「いちいち気障ったらしいのよ!」
霊夢は明希の事が気に入らないのか、明希に噛みつく。
魔理沙はと言うと自分のことで、いっぱいいっぱいとなり、会話をする余裕さえない。
――SpellBrake!!――
「ん、よくやる」
「じゃあ、アレやろうかパチュリー」
九紫&金符「銀竜のヘルファイヤ」
明希の九紫「梅雨殺しの業火」とパチュリーの金符「シルバードラゴン」を合成させたスペルで、先ほどまでの2つのスペルカードを同時に発動させたのとはワケが違う。
初めから二人が1つのスペルカードを発動させる為に用意したもので、弾の軌道、相手の移動パターンが計算ずくのスペルカードである。
地獄の業火の名に相応しく、銀色の炎弾が(避ける為の隙間はあるが)ところ狭しと並んで炎を型通り、ゆらゆらと揺れる。その激しい動きに二人は翻弄された。
―チチチチチチチ!!!!!!!―
被弾ではないが、弾が掠る―グレイズをする音が五月蝿いほど鳴り響いた。
ただ、このスペルは短めに設定されていたようで、直ぐに時間切れになった。
「あっぶないわね」
「避けてばっかじゃなくて攻撃してきなよ」
「言われなくても!」
「ちょっと遅くなったけど、私の魔法を見てくれ!師匠!」
夢符「封魔陣」
魔符「スターダストレヴァリエ」
封魔の札が四角形を作って陣となり広がって行く。
もう1つのスペルは強力で巨大な星々が大きくなりながら広がっていく。
「うわ…すごい霊力と魔力…。正直当たりたくないなぁ」
「
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