四十四話:俺に従え
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えか。ああ、そうだ。てめえらのボスは俺しか居ねえんだ。他のカス共にてめえらは飼いならせねえし、てめえらが従っていいのも俺だけだ。
……べ、別に分かってくれたことが嬉しくて照れている訳じゃねえからな。俺はただ、カス共が俺に従っているのは当然だと思っているだけだからな。ほ、本当だからな!
俺は赤くなっている顔を隠すように軍帽を深くかぶりなおす。そして気を落ち着かせて部屋から出るために歩き出し、扉の前で立ち止まる。
「男だろうが女だろうが関係ねえ、カス共は黙って俺の背中に付いて来りゃいい。
……何か俺が間違っている所があるか?」
振り向きざまにそう言い放つ俺。
それに反応してカスザメどもが凶悪そうな笑みを浮かべる。
ああ、そうだ。この久しぶりの感覚が俺の本来の姿だ。
「いいや、何もねえなあ」
「異議なーし」
「そうか……なら、付いて来い!」
「「Yes sir Decime」」
待っていな、負け犬ども。てめえらが喧嘩を売ろうとしている人物がどういう奴かを直ぐに思い知らせてやる。最強かつ最恐のボンゴレ]の名に懸けて、てめえらをカッ消す!
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