第七十二話 暗黒究極体VSジョグレス完全体
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
タケルさんのことなんです」
伊織が指差す方向には険悪な雰囲気な大輔とタケル。
といっても大輔はタケルの存在そのものを無視しているため、タケルが一方的に大輔を敵視しているだけだが。
はやて「わあ、ブラックオーラ満載や☆」
ワームモン[セイ○ーズなら確実にルインモードになれるだろうね]
賢「ワームモン、メタ発言は禁止だよ。それにしても…」
京「そうなのよ…ねえ、何とかならない?」
賢「はっきり言いましょう。無理です。絶対、100%。」
京「ええ!!?そんなアッサリ…」
はっきりと無理と言い放つ賢に京はショックを受けた。
賢「大輔と高石の不仲は、高石が大輔のタブーに触れてしまったからなんだよな…」
伊織「でも、確かにタケルさんも言い過ぎましたけど、殺そうとしたのはやり過ぎだと思います」
伊織の脳裏にタケルを殺そうとした大輔の姿が過ぎった。
賢「伊織君…だったね?」
伊織「…はい」
賢「大輔から聞いたけど、君のお父さんはロンドンでの要人警護中に殉職したそうだね」
伊織「そうですけど…」
賢「もし君のお父さんの死を“死んで当たり前”と言われたら怒るよね?」
伊織「当たり前です!!そんなの絶対許せ…あ…」
賢「…分かるだろう?大輔にとって、なっちゃんというデジモンの存在はとても大きかった。けれど彼女の死を高石は侮辱した。本人に悪気はないんだろうけどね…大切な人の死を侮辱されて怒らない人はいないさ。特に悪気がない分、タチが悪い。」
伊織「………………」
はやて「私から見て、タケル君は少し視野が狭いように見える気がするんよ。何と言うか、自分の正義とか考え方に固執してるから、相手の気持ちを考えないというか…」
賢「彼は典型的な自己中心タイプだね。自分の意見や考えを他人に押し付けるタイプ。大輔が嫌いそうなタイプだ…悪いけど和解は絶望的だ。ヒカリさんの方がまだ希望がありそうだけど……」
今、必死に罪に向き合い、償おうとしているヒカリ。
いつか許される日が来ることを願う。
ヒカリ「はい、本宮君」
大輔「…ああ」
コーヒー缶を受け取り、タブを開けると飲み始めた。
ブイモンも炭酸飲料の奴を一気に飲み干す。
タケル「………」
ヒカリ「あの…タケル君。そんなに本宮君を睨まないで…」
タケル「ヒカリちゃん、あいつは罪を犯したんだよ。あいつは光を否定して、殺した…」
ヒカリ「向こうにだって非はあるじゃない。こっちの言い分も聞かずに攻撃してきたし…」
タケル「闇はあってはならないんだ…僕は闇を擁護するあいつらを絶対許さない…」
それは大輔の仲間であるフェイト達も入っているのだろう。
ヒカリはまるで過去の自分を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ