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カミツレ対ジン!恋する乙女のフルパワー?
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ポケモンリーグ制覇を目指して旅を続けるジン達は、次のジムがあるホドモエシティへと向かっていた。
「……(ボンッ!!)うう………」
ホドモエシティに向けて歩き続けるジンたち一行だが、ジンは度々顔を赤らめながら唇に指を当ててショートしたように声を漏らしている。その原因は解っている、少し前に出会ったラムから受けて御礼というなのディープキスが原因だった。転生する前に恋愛に関しては若干奥手だった為キスなどは一切した事が無かった為に余りにも刺激が強すぎた。そのため中々忘れる事ができずにいた。
「………」
「「………カミツレがすげぇ恐いんですけど(゚Д゚;)」」
ユウヤとフウロはジンがキスされた時の事を思い出すたびに黒くなっているカミツレに怯え、互いに体を抱きしめながら歩いている。歩きづらくないのだろうか。だがそんな事は大した問題ではない、下手すればこのままの状況でずっと旅をしなければならないことが一番の問題なのだ。
「もう我慢なら無いわ、ジン!!!!」
「ふぇ!?な、なんだカミツレ!?」
「私と勝負よ!!!」
「………えっ?」
い、いやちょっと待ってくれよカミツレ。何でいきなり勝負なの?俺ちょっと煩悩を消し去るので忙しいんですけど、っというかもうアンタバトルの準備済んでじゃねぇか!?
「ってちょっと待て、ユウヤとフウロは!?」
「この先の桟橋で待って貰ってるわ、兎に角ジン勝負よ!!!」
「訳が解らないよ……」
「私が勝ったら、キスさせてもらうわよ!?」
「いやなんでだよ!?」
どういうこと!?何、俺がラムさんにキスされたことが気に食わないの!?俺だって好きで思い出してるんじゃないんだよ!!インパクトがとんでもなくて忘れないんだよ!!
「ああもうしゃあねぇ!!ピカゴッー!!!」
「兎に角やるわよ!!行くのよドサイドン!」
カミツレの手持ちの城砦ことドサイドン対ジンの手持ちの最高機動力の切り込み隊長のピカが相対する。相性だけ見てしまえばカミツレのほうが圧倒的に有利、電気タイプでは地面タイプのドサイドンに対して大きなダメージは与えづらいとしか言うしかない。だが
「……ピカ……」
ジンは父であるエミヤから弱点であるタイプとの戦いを叩き込まれており、本来苦手とするタイプとの戦いも得意としているウィークポイントキラーとレンディアシティという二つ名を有しているほどだった。寧ろ相手が苦手とする相手であれば逆に勝率が高いという特異的なトレーナーでもある。
「ドサイドン、ストーンエッジ!!」
「サアアアイ!!」
体外に放出されたエネルギーは岩となりピカへと降り注ぐが、ピカは小さい体と自慢の素早い動きでそれを避けつつ距離をつめていく。
「アイアンテール!!」
「アームハン
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