マブラヴ
0892話
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りそうだし。
「ま、ともあれだ。別の世界にはこういう事例もあったとだけ覚えておけばいい。取りあえず駆け足だったが、俺の話はこれで終わる。……恭子」
「……この状態で私に場を譲るんですか? その、正直荷が重いんですが」
小さく溜息を吐きながら告げる恭子。
「別に無理に俺に合わせる必要は無いだろ。斯衛としての活動を話していけばいいんだし」
「そんなのが吹き飛ぶような話をしておいて、何を言うんですか。いえまぁ、やらなければならない以上はやりますけどね」
小声でそれだけを告げると、恭子が前に出て行く。
「さて、真田教官には紹介して貰いましたが、改めて自己紹介をさせて貰います。私は崇宰恭子。斯衛軍では大尉という階級を得ています。近衛部隊は戦術機の操縦に関して近接戦闘を重視しているというのは、皆さん既に十分承知しているでしょう。その理由としては至極単純。斯衛というのはいざという時に将軍閣下と皇帝陛下を守る為に存在しているからこそ。あるいは、そのお二方が居られる場所を守る。その為にこそ近接戦闘が重視されています」
その言葉が教室中に響き渡るのを確認するように一瞥し、篁の場所で一瞬だけ止まり、再び口を開く。
「そして今、シャドウミラーとの交易により、戦術機にしろ、武器にしろ、今までよりも高性能な物が使われるようになってきました。その際に注意する事は……」
以後、戦術機パイロットとしての近接戦闘での話が進み……それは1時間程続くのだった。
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