暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十五章
黒鮫隊でのライブ×足軽達の動き
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「一真が言った『薫達周辺一帯の者達』とは何なのか?これさえ分かれば聖なる儀式が分かるかもしれない」

「そうね。聖なる儀式を執り行っていたのが一真だとして、そこにいたのが連合内にいる各衆の組頭と足軽大将だわ」

「鞠はね、次の戦で何かをするのではと思うの」

「薫もそう思います。大戦の時に何らかをやるかと思われますが、お兄ちゃんはその後船に戻ると行ってしまいした」

一方俺はというと、疑念で一杯の躑躅ヶ崎館からトレミーに戻ってきたけど。少しヒントを与えたが問題ないだろうな、足軽達に聞いても隠し事は一切ないと言うし問題は無さそうだ。まあ大戦の準備で忙しい奴らを休ませるなら、今しかないと思った俺は部下達を召集させてから音楽室に向かった。そこで好きな楽器を弾いて、足軽や武将達をリラックスさせようと思った。その事を聞いた各衆の組頭は、足軽達に言って一番広い庭を貸し切って手が空いた足軽達を座らせたりしてたら、騒ぎを聞いた久遠達武将が集まっていた所にちょうど来た俺らだった。

「この騒ぎは何だ!お前らは準備をしていたのではなかったのか?」

「これは織斑様からでありまして、手の空いた者はここに集合せよと言われましたので。織斑様はもうすぐ大戦があるのを知っているので、少しでも緊張を解そうと楽器を練習していたそうでございます。それも三日前からだと」

「楽器の練習だと?」

『とりあえず久遠達もそこに突っ立ってないでこっちに来たら?椅子を用意している』

マイクで言ったら手の空いた武将達は準備された椅子に座り、俺らの前には組頭や足軽で一杯だった。俺はギターを弾くが、尺八・三味線・ベース・(そう)・ドラムとヴォーカルは黒鮫隊のメンツ。たまに楽器やらでバンドを組んでは、ライブなどをするんでな。音合わせをしていたら、全武将が集まってきた。音がするからだそうで、森衆も俺らがたまに弾く楽器を聞いているので森親子もいたりする。

『さてと集まったところでちょっとしたライブを開催する。発表会みたいな感じだ』

そして楽器を鳴らしながら歌を歌うのは沙紀であり、他の楽器を使うのは桜花・結衣・蒼太・大地・誠だったけどね。最初は楽器だけを弾いた後に、俺らで知っている歌を歌い出した後に日本語と英語を交互に歌い出すので、混乱もあったりするが天守教の梅と雫には分かる様子。そして最後に歌った曲でシメとなってから解散となり、俺らは船に戻って行った。足軽達は、スッキリしたや緊張が解れたと上司である武将達に言うのでもしかして三日前からいなかったのはこのためなのか?と考えるようになっていた。

「ライブは成功だな、久しぶりだが沙紀の歌声はいつも以上だった」

「隊長のギターや歌声もよかったですよ!たまにはこういうのやらないと鈍りますね」

楽器を元の場
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