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僕の周りには変わり種が多い
横浜騒乱編
第19話 顔合わせ
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じを伝えてきたので、中条会長に人気があるのは、このプシオンへの耐性がない者が、影響をうけているのだろう。感情が高まったときにだけでるみたいなので、普通の確認じゃ気がつかないのだろうが。

結局、生徒会に入っての本当の僕の役割は、中条会長の心配元である深雪を怒らせるまねを、達也がいないところで、他人にさせないことにつきる。なんせ、生徒会長選の演説時の深雪は、『これが雪女?』と思わせるものだったし、書記として投票結果の中をみたら、『スノークイーン』とか他にも『女王様』とかの票が思ったよりも多かったからなぁ。

「わたし聞いてませんよ。お兄様」

「いや、それはだな」

「まあ、だけど、模擬戦はしなくなって助かっている」

ほとんどが『遠気当』で気絶するのに、模擬戦をする日は結局部活にでられない。これなら生徒会に入って、休部はするが、生徒会で深雪がいない時には、操弾射撃部で練習ができるということで、生徒会へ書記として入ることになった。

生徒会の書記として入って、なんとなく自分の情報が前期の生徒会でどういうふうになっているかと思ったら、九校戦参加までは、まあいとして、夏休み明けから、模擬戦が多かったのは、何割かは九校戦での雫と一緒にモノリス・コードを観ていた時に漏らした言葉が、本当かどうかを見分けるためだったとか。なんか、色々とみたくない情報もあるので、中身はあまり見ないでおこうときめました。

「おお、そういえば、わずか1カ月としないうちに、服部会頭の連勝記録にせまったよな。もう少し続けていれば、記録を塗り替えたんだろ」

「そんな、面倒なことを好むのは、達也ぐらいだって。模擬戦でなければ、達也がいまだに、風紀委員として更新中だろう。あれも公式記録だぞ」

どちらにしても、

「だって、お兄様だもの」

その深雪のひとことで、甘ったるい空間ができあがるかなと思ったら、エリカが

「そういえば、三高の名倉あかりとか言う娘とつきあっているの?」

「いやいや、単純にプシオンのことで、メールのやりとりをしているだけだよ」

「本当かなー」

「こんなことで嘘をついて、どうするんだよ」

実際には『プシオン誘導型サイオン起動理論』にもとづく起動式の並べかえの相談は受けている。まあ、だからプシオンの話というのは嘘とはいいきれない。
やっていることは起動式の順番を変更するだけだから、結果としてなぜ早くなるかは彼女にとって理論はわかっているのだが、自分のプシオンが見えないので調整できないという難点があった。さらに起動式から魔法式でひきだされる間に、プシオンのひずみをノイズとして感じないタイプなのだろう。一高よりも、他校の生徒に起動式の助言をしてるのは利敵行為とかいわれそうだが、三高の魔工技師希望者にしてみれば、
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