第七十一話 久しぶりの休日
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
…]
それを軽々一本持ち上げて、上空に投げると一気に跳躍。
ブイモン[はっ、せいっ、とりゃあっ!!]
ロングソードをまるで自分の身体の一部であるかのように操り、丸太を切り刻み、薪の山を作ってしまった。
ブイモン[へへ!!]
ギルモン[いよー、凄え凄え。]
チビモン[お兄ちゃん凄ーい!!]
ブイモン[フッ、まあな]
もっと褒めてくれていいぜ!!と言わんばかりのジョグレスパートナーの顔にワームモンは溜め息を吐いた。
最近はジョグレスの影響か、ブイモンの考えが分かるようになってきた。
それがいいことか、悪いことかはさておき。
賢「さてと、これだけ釣ればブイモン達の巨大な胃袋でも大丈夫かな?」
クーラーボックスにはミッシリと魚が入っている。
普通なら釣り過ぎだとツッコミを入れたくなるが、ブイモン達の胃袋は自分達より遥かに入るし、自分達だって成長期。
これくらいは食べられる。
これを見せれば、はやて達も喜ぶだろうと、賢はクーラーボックスを持って、はやて達の元に向かう。
はやて「おお〜、大漁やな」
クーラーボックスの大量の魚に、はやては目を見開いた。
次に賢に満面の笑顔を見せた。
はやて「お疲れ、賢兄!!」
賢「うん。」
チビモン[お魚焼いちゃおう!!]
初めてデジタルワールドで野宿した化け物魚に比べれば遥かに小さいが、これだけあれば充分だ。
塩をかけて塩焼きにするとしよう。
ブイモン[ふう、動き回ったら腹が減った。そろそろいいんじゃないかなあ?]
特製のブイモンスペシャルカレーを味見すると、林檎の甘味がブイモンの表情を満面の笑みにする。
ワームモン[ブイモン、それはもうスイーツカレーだよ…]
ブイモン[スイーツカレーの何が悪い。俺は辛いのが嫌いなんだ。]
ブイモンは辛い物を一口でも食べると失神する。
それくらい辛いのが嫌いなのだ。
大輔「こっちのカレーも出来たし、時間も丁度いいし、飯にするか!!」
全員【はーい】
飯盒の米もいい具合に炊けているし、丁度いい。
皿に米とカレーを盛りつける。
全員【いただきまーす】
デジモン達はカレーをバクバクと食べていく。
フェイトは犬食いのため、口周りに米粒やらカレーを付けているチビモンの顔を拭ってやる。
大輔「やっぱりキャンプはカレーだよな。こういう景色を見ながらのカレーは最高だ」
フェイト「特に皆で食べるとね」
ブイモン[…………]
賢「ブイモン、どうしたんだい?食がいつもより進んでないけど?」
ブイモン[
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ