第三十七話 川の中での戦いその六
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薊は右手を棒から離し身体自体をフリーにさせてだ、それからだった。
右足に炎を宿らせてだ、怪人に向かって突進し。
その腹に炎の蹴りを浴びせた、そしてその顎に。
炎を宿らせた左手でだ、掌底を浴びせた。そうしてだった。
怪人にダメージを与えた、そこから棒を再び手に取り言った。
「これでどうだい?」
「ふむ、棒の一撃は囮でか」
「蹴りと掌底が本物だったんだよ」
「そうだったのだな」
「そうさ、効いたな」
「かなりな、見事だ」
それは事実というのだ。怪人も。
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