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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
バレンタイン:二人の英雄のお話
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だろ!?リティ達は別世界に居るし、今俺神界の審判待ちだから神界入れねぇし、だとしたら神フォン召喚ーーーーしようにもジェイダは呼べないのでライトの神化であるお前さんを呼ぶしか無かった」
「……幾ら同胞でも逝けとしか言い様が無いぞ。特に、お前はジェイダとその他二人の女の子を落としてるんだから尚更だろ。批判買うぞ?」
ぺプチコーラを飲みながら言う無責任英雄(ブラッティリペレイター)に対し、激甘コーヒーを飲む俺は言う。
「批判なら幾らでも買うね!!今日ばかりはな!!俺は破壊と捕喰の神、ダークネスウイング!批判なら幾らでも喰ろうて殺るわ!!」
「それ明らかに悪役の台詞だぞ。神が悪役になってどうするよ……」
「ハンバーガーをその悪役から奢って貰っている血濡れの英雄に言われたくないな!」
睨みを効かせて言うと、無責任英雄はヤレヤレと首を振るう。
「……兎に角、今日くらいは帰ってやれ。そんで死んでこい」
「……俺に天国に逝けと?」
「お前は死なねぇだろうが」
そこまで言われた俺は、渋々頷き、ファストフードを後にする。

トライドロンを飛ばして数分。
自宅に到着したはいいが……
「……なんっか、こう……入り難い」
未だに逃げるべきかを考えていた。
「……ええい、ままよっ!!」
俺は覚悟を決め、鍵を開けて家に入る。
「ただいまっ!」
「お帰り、翔夜♪」
………はい?
「……ちょっと待て」
「?良いけど?」
俺は扉を閉めて、再び開ける。
「……真夜美……だよな?」
「そうだけど、どうしたの?」
俺は呆れるしか無かった。
何故なら、今の真夜美の姿が大人同等になっていたからだ。
いや、本来の年齢からして可笑しいのだが……
「失礼な。コレでも若い方だよ?」
「心を読むなっ!!と言うか、本来の実年齢の方が驚愕に値するわ!!」
「驚愕に値するわとか言わないでよ!!翔夜だって本来年齢100じゃん!!」
「神年齢で換算すな!!だったらお前は何歳だよ!!」
「女の子に年齢聞くのは無作法だと思う」
「あああっ!!ああ言えばこう言うっ!!」
頭を掻きながら俺は叫ぶ。
「あ、そう言えばバレンタインにちなんで甘いチョコケーキ作ったんだけど、食べる?」
「思い出したように言うなよ!!でも食べる!!」
靴を脱いでリビングに入ると、
「あー、しょーやおかえりー」
「……お帰り、しよーや」
酔ってる二人が居た。
「あ、チョコを勝手に少し舐めたの二人共!」
「……酒クサッ!!何を入れた!?」
「ソーマの作った神酒だけど……不味かった?」
「不味かったも何もねぇよ!?神以外が飲んだら酔いが深くなって切れたら最後、一週間は起きてこないし、二日酔いならぬ二週間酔いするぞ!?何でそれをチョコケーキに入れてるんだよ!?」
「……」

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