No.7ハンVSミクト
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ナルトが目を覚ますと見慣れないところにいた。周りに見えるのは木の根っこのようなものでそこからはいくつものみのが伸びている。地面は荒れていてさっきまでそこで戦闘があったような様子だ。しばらく歩くと突然突風が吹きナルトは吹き飛ばされる。
「目が覚めたか」
どうやらさっきの光景は夢だったようだ。起き上がるとどこかの部屋の中のようでほかの皆がいた。
「これで全員目を覚ましたなさて修行・・はじめるか」
そう告げるとカカシはみんなを連れ森の中に向かう。カカシは写輪眼の影響か、松葉杖をついている。
「さて今からお前たちにはある事をしてもらう」
「あること?」
「うんチャクラがあるって言ってもお前たちはまだそれを使いこなせてないその修行だ」
そう言うとカカシは近くの木に向かって歩き始めそのまま木を登り出す。手を使わずに。
「うまくコントロールできればこんなことだってできるさてお前たちには適当な木に足だけで登ってもらうこのクナイで自分が登った高さに目印を付け次に登るときはそれを超えるようにしろ」
そう言うとカカシは四人の目の前にクナイを投げる。それを拾い四人はそれぞれの木に登る。ナルトは吸着できず、サスケは半分あたりで弾かれ、ボルトは天辺近くまで登ったがサスケと同じく弾かれてしまう。ヒナタは天辺まで登ったがスタミナ切れで疲れ果てている。
(ヒナタの弱点は体力の無さだね・・)
岩隠れの里の外れ
「何者だ貴様?」
「僕の名前はミクト、君を迎えに来たよ五尾の人柱力ハン」
二人の男がにらみ合っていた。一人は真紅の鎧を着た男、もう一人は黒い衣に赤い雲模様の服を着ている。
「僕と一緒に行こう、そうすれば今までみたいに・・・」
「お前の目的は俺の中の五尾だろ?それに俺はたとえ兵器だとしても必要としてくれるこの里を離れる気はない」
「それは君の自己満足だよさて話は終わりだ・・・力ずくでも連れて行くよ」
そう言うとミクトは周りにクナイをばらまく。
「ここはもう僕のテリトリーだよ」
「それがどうした!!」
ミクトに殴りかかるハン。ハンの戦闘スタイルは体術、それも蒸気を利用した体術だ。その力で里の皆から嫌われ迫害されていても他里からは蒸気忍者として恐れられている。そのハンの攻撃がミクトに当たり後ろにあった岩も粉砕し周りに土煙が立ち上る。
「たわいもない」
「蒸気忍者ってのも大したことないんだね」
先ほど殴り倒したはずのミクトがハンの真後ろにいた。
「この程度なら君は僕に勝てないよ」
そう言うとミクトの体からでたチャクラが鎧のようにまとわりついた。すぐに攻撃するハン、しかし再びかわされる。そこにミクトのパンチが命中、ハンはたった一撃でその場に倒れた。
(これだけのチャクラで岩隠れは動かない・・コイツがどうでもいいんだね)
「貴様の
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