模擬戦
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「来いクロム・ディザスター」
俺は彼の災禍の鎧こと、クロム・ディザスターを纏っていた。
「それが、アナタの専用機ですか、近接機でこの私のブルー・ティアーズに挑もうなんて100年早いですわ」
そう、このクロム・ディザスターには弱点がある、俺の理想は高機動+高い攻撃力によるヒット&アウェイだったのだが、この機体ほぼ近距離武装しかないのだ…………いやまぁ、白式と違い雪平だけとか、そういうのじゃないよ、ただ武装欄にあるのはスター・キャスターという大剣と、ワイヤーフックの2つ五代目とほぼ同じ武装だ。まぁ大丈夫だろ、初めてコイツにのるけど。
「ああ、今に目にものをみせてやるよ!」
「なら、私のブルー・ティアーズで踊りなさい。」
っ!!ヤバいなこれもう半分もないのに、まだ一発しか当ててないぞ
「もう、終わりですの?ならコレで決めますわ!」
な?!またファンネルモドキかよ、
「ふん」
まずは一個撃破、よしここで全速力でダッシュ。
「甘いですわ!」
糞ぉ!!
真っ直ぐに進んだ先にあったのはブルー・ティアーズ本体ではなくファンネルもどきだった。
『オイ、貴様力ガ欲シイノカ?』
ああ、欲しい負けたくない!
『ナラバーーサア我ガ名ヲ呼ベ』
勝てるのならばそれくらい
『「クロム・ディザスター!!」』
「ふぅ、コレで私の「ルゥゥラァァーーー」何ですの!?」
何だコレはコレがクロム・ディザスターの本当の姿なのか?爬虫類を思わせるような鉄色のヘルメット、爪のように伸びた指、そして一番の特徴は背中にある銀の翼、これがクロム・ディザスター!
「な、今まで、初期設定で戦っていたのですか!?」
『次ハ我ノ番ダナ』
さっきまででも、ブルー・ティアーズより早かったのに今では圧倒的だ。
『先ズハ一発当テルゾ』
「くっ!舐めて貰っては困りますわ」
ブルー・ティアーズを使い動きを止めようするが、無駄だった。
『ソノ攻撃ハモウ見飽キタゾ』
そう、これがクロム・ディザスターの能力の一つ未来予測演算である、これによりもう殆どの攻撃はクロム・ディザスターには当たらなくなっていた。
『モウ死ヌガイイ』
今でとは違い距離を一直線で詰めていくと、
「かかりましたわね!」
そう、もう無いと思ってた、ブルー・ティアーズがでできたのだ。
『見飽キタト言ッタハズダ』
《フラッシュ・ブリング》
そういうと、クロム・ディザスターと、俺の身体はそこから居なくなっていた。
「ど、どういう事ですの!?」
『トドメ』
そう言い後ろからスター・キャスターを振り下ろした。
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