第1巻 筆神との出会い
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い所には福があるとか変なこと言ってるが気にしない。
そしてアマテラスは崖の上にあったつづらに頭突き。
中から骨が出てきた。あれ?なんかおいしそうってあああ何か頭が犬化し始めてるー!?狼化か?
近くにある壷を俺が壊していく。
壷を壊し終え先に進むと橋が壊れていた。
筆魂って言葉を知ってるか?と唐突に聞いて来るイッスン。
「知らねぇな、この世界に来たばかりみたいだし?」
何でも活きのいい筆書きには魂が宿るらしい。
百聞は一見に如かずだとか言って何かを始めるイッスン。
いきなり景色が茶色くなり巻物の絵のようになる。イッスンが筆を宙にはしらせると壊れた橋の部分を墨が覆い、また突然もとの景色に戻ると墨が弾け、橋は元通りに。
すげぇイッスン。お前こんな事もできたのか。
筆業、画龍というらしい。イッスンはへへん!って感じだ。
「画龍……」
画龍は筆で書いたものに魂を宿す筆業の一つで、失われた物の復活を司る筆神サマの力らしい、業一つ極めるのに相当な修行をないと身に付かないとか……
この世には全部で十三もの筆神サマがいるらしく、その十三の神サマってのは元々一人の神サマで、その神サマが死んだ時、十三の力が国中バラバラに散ったとか。
「それでどうなったんだ?」
続きが気になる。
それが世の庶物に宿って筆神サマに姿を変えたらしい。一体どんなふうに十三もの筆業を使いこなしていたんだろうと締めくくった。
この世界って筆ですごい事できる世界なんだな。十三も何かできるのかー……
イッスンが橋直してくれたし、先に進もう。
橋を渡るとなんかでっかい石が立ててあって天の川と書いていた。
まさかあの水溜りが天の川って訳じゃないよなとイッスンは言う。
「確かに水溜りにしか見えねぇな……」
水を覗き込み、先に進めそうにないので、石の横にある鳥居をくぐった先に行く。
そこから空を見上げると満天の星空が広がっていた。
見ろよォあそこに並んだ星なんか何かの形に見えねェか?とイッスンは聞いて来る。
「んー確かに何かに見えるな……龍か?」
何だか星が一つ足りねぇなァとか言って一丁オイラが星を書き足してやるかァ!とか言い始める。
イッスン、星を書き足すとかすげぇ発想だな。でもさっきの筆業で出来そうだなーと思ってると。失敗した。
さすがに星を書き足すなんて自分にはまだ早いかと言う。
って修行次第では星を増やせるのかよ、すげぇな。
ん?アマテラスの様子がってまさか!
星が……増えた!?しかも何かすげー光って……龍がでてきたー!?
なんか巻物を体に通した白い龍がでてきましたよ!なんかこっちくるし!
よく見るとアマテラスみたいな赤い隈取があ
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