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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第四話「疾風が来る」
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勝手に自分の頭に取り付けられた道具に気付いて取り外そうと必死になる。
「コイツをはずしやがれ!?」
しかし、野郎は爺へ襲い掛かろうとしたが、体が言うことを聞かないようだ。
「無駄じゃ!その装置は、ゲッターを動かすこと以外の動作を制限する」
「お、おい!爺、まさかテメェ……」
「クックック……その通りだとも!」
俺の感は当たっていた。まさか、こいつをゲッターに!?
「紅牙!おぬしもグズグズせんとイーグル号へ乗れぃ!それと、こいつはジャガー号へ乗せる!」
「よっしゃあ!」
久しぶりに生のゲッターに乗れることに喜ぶ俺とは別に、体が言うことを聞かずに恐怖する野郎はそれどころじゃなかった。
「や、やめろぉ!何をさせる気だ!?」
「何をじゃとぉ?お前さんが欲しがっていたゲッターへこれから乗せてやるんじゃ。感謝せい!!」
そういって野郎は白い戦闘機ジャガー号のコックピットへ押し込まれた。
「ま、テメェも爺に気に入られちまったんだよ?」
俺はそういうと、さっそくイーグル号へ乗り込む。そして、爺は未だパイロットが居ないベアー号へ代わりに乗り込んだ。
「よっしゃあ!いくぜぇ!!」
三つのゲットマシンが、カタパルトから飛び立つ。
「や、やめろぉ!降ろしてくれぇ!!」
ジャガー号に乗る野郎のほうはそれどころじゃないようだな……
「いいか!?これよりゲッター1で大気圏へ抜けて降下ユニットを破壊する!!」
「ようし!ようやく見せ場だぜぇ!!」
万弁の笑みで俺は叫ぶ。
「チェーンジ!ゲッター1!!」
イーグル号を上半身、ジャガー号を腹部、そしてベアー号が下半身となり、一体の巨大ロボットへと変貌を遂げる。それが、ゲッター1だ!
「ゲッターウイング!!」
俺の叫びが音声入力によってゲッター1の背から赤いマントが生え出すと、上空へ一直線に飛び立ち、大気圏を抜ける。そこには、前回同様グロテスクな奴らの効果ユニットが大気圏突入を控えていた。
「よいか!一撃で決めるのじゃぞ!?」
爺に言われるまでもなく、俺はゲッターロボ最強の必殺技を使う。それが、
「食らいやがれ……ゲッタービームッ!!」
白い腹部から円状の発射口が展開し、そこから深緑の図太いビームが撃ち放たれる。
ゲッタービームは降下ユニットを飲み込み、一瞬にして蒸発させてしまった。俺の放ったビームは見事命中したのだ。
「大変じゃ!」
しかし、爺の叫びが俺に緊急を知らせる。
「どうした!爺!?」
「別の降下ユニットが現れて、研究所へ向かっておる!」
「なにぃ!?」
「それも、今までの降下ユニットとは違い予想以上の速さで大気圏へ突入した」
「!?」
俺が振り向くと、背後には今までの降下ユニットとは形が異なる、まるでミサイルのような形状をした降下ユニットがミサイルのように大気
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