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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第四話「疾風が来る」
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になっているゲッターのパイロットだということも知られていた。しかし、連中にとってゲッターがどういうものなのかは詳しく知らないようで、どうせ下らん実験などを行っては税金を無駄遣いしているバカ達の集まりだと思っているようだ。
現に教官も俺がゲッターの関連者と知ると、鼻であしらわってきた。腹立つ態度だが、ここで騒ぎを起こしたら更に面倒になるため、俺はグッとこらえた。
だが、しかし!さらなる自体が俺に追い打ちをかけるのだ。それが……
「はぁ!?どうして俺が!?」
早乙女爺からの連絡によると、俺は今日一日だけこの訓練校でBETAに関する知識を勉強して来いと言いやがった。確かに、BETAに関する知識は皆無だ。しかし!ここは女子高だ。男子禁制の間(眼帯教官除く)、それもつい先ほど覗きをしてしまったから周囲の視線は冷たすぎるからキツイ!
「ふざけんな!つうか普通、研究所でそういう座学をさせるだろうが!?」
『やかましい!そもそも、お前が勝手に研究所から抜け出したせいでわしの印象がガタ落ちなんじゃぞ!?罰として今日一日、反省せい!!』
返す言葉もなく、俺はしぶしぶとこの学校で一日体験入学を送ることになった……
「トホホ……」
俺は、隅っこの席に座って講義を聞き流していた。しかし、教官が何を言っているのか俺にはわからず、全てがチンプンカンプンだ。
「はぁ〜眠っ……」
俺が堂々と大あくびしてると、眼帯教官が俺を指さした。
「そこぉ!」
「あぁ?」
びしっと指をさされて周辺が俺に振り向く。俺は自分に指をさして首を傾げた。
「貴様……今回体験抗議を行うことになった早乙女研究所の回し者だな?猥褻行為をした挙句、授業への関心すらももたないとはその態度、何と心得る!?」
「あ、いや……俺は、その……」
「平和ボケした奴だ。貴様など、実戦へ出向いたら途端にすぐさまBETAの腹の中だぞ!?面汚しめ」
「……」
しかし、俺はこの先公の言い方にちょっとカチンときた。俺は、堂々と席から立って言い返す。
「言っとくがな?先公!」
「せ、先公……!?」
自分への呼び名と態度が予想以上に乱暴なことに眼帯教官こと、真田は少々驚いた。
「俺は、奴らの宇宙船を大気圏内で返り討ちにしてやったことが一度だけある。ゲッター1の上半身で大気圏を超えて……」
俺は得意げに説明する。自分の身の程を知らずに黒板に乗り出してチョークを片手に落書きのようなゲッター1の上半身を書いていろいろと当初の出来事をそのまま話した。
しかし、俺が話し終えた途端に周囲がどっと笑いやがった。そんなマンガみたいな展開を誰も認めることはない。
「どうやら、貴様は現実と空想の区別がつかぬようだな?このような技術があるのなら、今頃各国の戦術機がハイヴへ体当たりをしているころだろう」
そう、真田先公に
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