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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第四話「疾風が来る」
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究所なら単独でも襲撃して新たな兵器「ゲッター」を強奪することができると考えているのだが……
彼は、自分同様の「悪魔」が研究所で飼いならされていることなど知る由もなかった。
*
「ああ、暇だ……」
ゲッターのシミュレーション以外は何もやる事が無く、昼寝かあくびをする以外俺にはやる事が無かった。
「そうだ!久しぶりに帝都城へ行ってお姫様でもナンパしてくっか?」
警護の連中をうまく欺かせ、いつもの手口で俺は今日も研究所を抜け出した。
そして、草原に隠しておいた単車に跨って帝都こと、京都へ向かい走り去った。ちなみに、単車は群からかっぱらってきたものであり、それに塗装をするなりして私物化させたのだ。
あのとき、俺を監禁したささやかな仕返しのようなものだ。
「〜♪」
鼻歌を口ずさんで帝都の街中を走り回っていた。ええっと……帝都城ってどこだっけかな?
ただでさえ、帝都の街中は複雑すぎてすぐに迷っちまう。そのせいで、この前は知らぬ間に帝都城へ入り込んでしまったのだ。
道中、観光地となる各寺ら五条橋なども見て俺は帝都城のことよりも市街地の見学を楽しんでいた。そして、ある施設へと立ち止まる。
「ん?」
バイクを止めて、俺は振り向いた。
……斯衛軍育成学校?それも、頭の最初に「女子」と書いてあった。俺は、それを読み終えた途端、招いてはならぬ感情を引き起こしてしまう。つまり……
「ぐっへっへぇ……」
鼻の下を伸ばす俺は、忍者よりも素早く、音さえも立てず、校内へと潜入した。
この世界で最初に俺を刺激(性的な)を与えたのが、戦術機のパイロットたちが着用する強化装備という全身タイツだ。男版はどうでもいいとして、すごいのは女版だ。
いかん!いかん!想像するたびに興奮してきた……あのデザインは俺のツボにはまったようであり、密着度が半端ないのだ。
「建物の構造からすると、更衣室はこのあたりか……?」
よつんばになって俺は気配を殺しながら通気口へ潜入した。真下の網から除く風景はまさに絶景である。運よく着替え中だったのだ。
「おおぉ……!」
あそこの、女の子は凄い可愛いじゃねぇか?丁度着替えているようだし……
「もうちっとでオッパイがぁ……!」
メリメリと網に顔を擦り付けすぎてしまったのか、突如バキっと網がハズレと俺と共に更衣室の天井からドンと落っこちてしまった。
「い、痛ってぇ〜!」
頭をさすりながら俺は起き上がるが、数秒後に黄色い悲鳴が飛び交い、俺は一目散に更衣室から飛び出して疾走する。
「やっべぇ!」
こうして、俺はあっけなく見つかって教官と呼ばれる眼帯のオッサンに竹刀でシバかれた。
竹刀の振りは俺にとってスローすぎてあくびが出るが、大抵自分に非があるためこれを受けざるを得なかった。
さらに悪いことに、相手は俺が早乙女研究所で厄介
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