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さやかちゃん救済的な話?
プロローグ
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前書き [1] 最後









ある所に一人の女の子が住んでいました

女の子は大好きな家族や友達にかこまれてとてもとても幸せに暮らしていました。

そして女の子は小さい時からずっと一緒だった男の子と、その男の子が弾くバイオリンが大好きでした。

でも、ある時男の子は大怪我をしてしまいました。

足は怪我で思うように動きません。腕も思うように動きません。

腕が動かなければもうバイオリンは弾けません。

二度とバイオリンが弾けなくなった男の子は悲しみました。

そして、悲しんでいる男の子を見て女の子もとても悲しみました。



そんな時です。悲しんでいる女の子の目の前に白い妖精が現れました。

妖精は女の子に何でも願いを叶えてあげるよと言いました。

その妖精にお願いすれば男の子の怪我を治す事が出来ます。

でも、女の子は直ぐには妖精にお願いをしませんでした。

何故なら、妖精にお願いをした女の子は魔法使いになって悪い魔女をやっつけなければならないからです。



女の子は悩みました。魔女はとても怖いからです。

女の子の友達だった魔法使いの女の子も、魔女に食べられて死んでしまいました。

女の子はとても悩みました。

悩みました。

悩みました。

悩みました。

悩みました。



そして、女の子は妖精に男の子の怪我を治す様にお願いをして魔法使いになりました。

魔女はとても怖かったのですが、誰かが魔女をやっつけなければならないからです。

何故なら魔女は沢山の人間を自分の家に攫って食べてしまうからです。

女の子は男の子を助け怪我を治しました。そして、これからは良い魔法使いになって悪い魔女から

沢山の人たちを助ける事にしました。

こうして女の子は大勢の人に夢と希望を与える良い魔法使いになりました。












魔法使いになった女の子でしたが、中々上手くは行きませんでした。

魔女には良く逃げられました。

他の魔法使いとも喧嘩してしまいました。

仲良しの友達にも辛く当たってしまいました。

魔女退治でとても忙しいので大好きな男の子と会う事も出来なくなりました。

女の子は悲しくなりました。でも、自分は良い魔法使いなのです。

沢山の人たちが暮らしている世界を守らなくてはなりません。

女の子は悲しくても戦いました。










女の子は怒りました。白い妖精は女の子を騙していたのです。

白い妖精は妖精では無く、本当は悪魔だったのです。

白い悪魔は願い事をかなえる代わりに、女の子の魂を体から抜き取ってしまっていたのです。


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