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とある3人のデート・ア・ライブ
第六章 颶風の巫女
第7話 颶風騎士(ラファエル)
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「不可視迷彩解除!随意領域の属性を対衝撃に変更します!」

クルー達の声を確認してから、呟くようにパディントンは言った。

パディ「ーー撃て」

そして、

空中で激しい争いが始まった。


ーーーー
ーーー
ーー



地鳴りのような音が鳴ると同時、〈フラクシナス〉の艦橋が地震のごとく激しく揺れた。

「……っ!?」

クルーの椎崎が両手で頭を覆ってる後ろで、神無月は姿勢一つ崩さず、あごに手を当てた。

神無月「ふむ、攻撃を受けたようですね。不可視迷彩及び自動回避を解除。基本顕現装置の生成魔力を全て防性随意領域の展開に回してください」

「り、了解!」

一方「どォするつもりだ?」

神無月「相手の手が見えない以上、とりあえず防御に徹します。恐らく、あちらも不可視迷彩をしているでしょうね」

そして、

二発目の攻撃がきた。

瞬間、再びそこに震動が襲った。

「く……防御結界でもこの威力……!?」

佐天「そろそろ……ですか?」

一方「あァ。何となくだが相手の位置は分かった」

神無月「こんな直接的な攻撃に出てくるとは、随分と艦の性能に自信がおありのようだ……んん、いいですねぇ、痺れますねぇ。ああっ、もっと激しーー」

一方「真面目にやれクソが」

神無月「もう、一方通行君は真面目ですねぇ……でも、全て″計算通り″でしたね」

一方「そォだな」

佐天「まさか本当に敵艦が来るとは思いませんでしたけどね。でも、本当に来なかったら私がこの艦体に乗る意味が無くなってしまいますから」

佐天がこの艦体にいたのは上条のサポートのためではない。

全てを予想した上での先手。

一方「行くぞ」

佐天「はい!」

二人は、

後ろの自動ドアを通り、そのまま歩き続け、艦体の上部に向かった。






そして、

上空1000mの大空へと飛び出した。


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