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Fate/staynight/the/crossovermoment
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「綺麗な彼女さん。
ですね(笑)」
女性店員が俺に話し掛ける。セイバーは服選びに夢中で気付いてない。タイミングを見計らって声を掛けたのか?
「え、あ、その」
「私が彼女さんに似合う服を選びましょうか?」
ニッコリと笑顔で女性店員は言う。
「お、お願いします」
女性店員はOKと頷きセイバーに話し掛ける。すると突然、セイバーの顔が更に赤くアホ毛が激しく揺れた。何を話してんだ?顔を真っ赤にしたセイバーと笑顔で笑う女性店員と会話は続く。小声で会話してるので会話内容は不明だが会話の途中途中でセイバーの顔が赤くなったりとアホ毛が揺れたりと忙しそうだ。
「お待たせ!しました!」
最高にスマイルな女性店員は大量の服を一斉に持ってくる。用意した服を試着室の隣のテーブルに置き綺麗に並べる。色んな種類の服が沢山、女性が着る服は男に比べて多いと俺は思うが・・・目の前の服の数は異常だ。全部、試着するとして何時間掛かるんだ?
「セイバーはどの服が良いんだ?」
目の前の服をマジマジと見ているセイバーは悩んでる?悩んで当然か。急に大量の服を用意され、どれが良いなんて決められる訳ないよな。少し時間を開けてもう一度、聞こう。
「彼氏さん。彼氏さん」
女性店員は小声で俺に話し掛ける。セイバーは服選びに全神経を注いでるので女性店員が俺に話し掛けるのに気付いてない。先程、セイバーにも小声で会話してたが?今度は俺?
「彼女さん。凄〜く綺麗ですね!
しかも〜超〜可愛いですね!」
「え、あ、はい?」
「彼氏さんは彼氏さんに着て欲しい服、有りますか?」
「着て欲しい服?」
「服選びに重要なポイントです!付き合ってる男女!彼氏は彼氏にカッコ良く思われていのが当然でしょ!」
「は、はい」
気迫が凄い。
「彼女は彼氏に可愛く見せたい!
女の子は男の子に可愛く思われたい見せたい生き物なんですよ!彼氏には特に可愛く思われたい!」
小声で気迫が半端ない。でも、言ってる事に一理有る。確かに・・・セイバーにカッコ良く思われたい俺も居る。逆も考えセイバーも俺に可愛く見られたいと思ってるのか?そう考えると理解出来るが・・・難しい。
「彼氏さんが好きな服を彼女さんが着る!最高だと思いませんか!」
「最高・・・最高ですね!」
「彼女さんも服選びに迷ってるみたいです!
一緒に服を選んで彼氏さんが好きな服を勧めてみるのも有りです!」
「はい!有難う御座います!!」
早速、試す!服選びに悩むセイバーの隣で俺もセイバーが似合いそうな服を探す。
「し、士郎!」
「俺も・・・お前に似合う服を・・・探して良いか?」
突然の出現、突然の言葉にセイバーは爆発!顔がマグマの様に真っ赤に赤くアホ毛が上下左右に揺れる。返答は帰って来ないがコクリと頷く。共に服を選んでOKって事だろう。
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