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Fate/staynight/the/crossovermoment
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開策は・・・・簡単だ。金を宝石に換金すればOKだ。普通、この方法は無意味なんだが魔術師は大丈夫♪宝石に幻覚魔術を掛ける。魔術内容は他人が俺の所持する宝石を見ても石と勘違いするで完璧!以前、アメリカの奥地に修行で出向いた時、安い宿に泊まり何日が過ごした。すると予想もしない出来事が連続!!財布の中身が綺麗に抜き取られてたり。鞄に大事に大事に収納していたパスポートが行方不明で絶叫したり・・・要するに外国は危険だ。危険が故に日本では味わえない日々を満喫出来る訳だが・・日本の安定な日々が懐かしく感じられる。自分の身は自分で守る。言葉の意味が深く実感出来る日々は嫌いじゃない。
「荷物の準備は・・・OKかな」
必要な物は全て鞄に収めた。他に必要な物は?
「そうだ。
セイバーの服」
「私の・・・服・・ですか?」
自分の服を見て言う。普段の騎士姿のセイバーでも俺は構わないが世間はセイバーの服装を許さない。
適当に女性用の服を買ってセイバーに着てもらったが一着だけでは流石にキツイよな。
「時間も余ってる。
近場のショッピングモールで適当に時間を潰しつつ・・セイバーの服を買うか」
「服・・・私の・・服・・ですか」
「?」
「私の為に服・・・服・・服」
セイバーの顔が赤くなった。
「取り敢えず・・・行くか?」
「・・・はい・・・」
表情が見えない。アホ毛が右に左に左右に揺れ・・・照れてる?女の子らしい仕草で可愛いな。
部屋の鍵をホテルマンに預け俺達は外に出た。外の景色は蒼く独特な風景、日本では見る事は出来ない景色は外国ならではの風景だ。違う国の醍醐味と言える風景干渉は違う国に出向く度に俺の心を躍らせる。
「肌寒い」
中途半端な温度だ。上着を着ると暑いが上着を着ないと寒い。歩けば自然と体温が上がるが上がる迄の時間が妙に寒い。セイバーは中途半端な寒さに慣れてるのか普通に歩いてる。
「慣れかな」
旅を繰り返すと解るが寒い地方に慣れると熱い地方は余計、熱く感じる。逆でも言えるが熱い地方に慣れると寒い地方は余計に寒く感じる。中途半端な温度は日本で対応したが中途半端故に熱い寒いに耐えられない。
「服・・・服・・士郎が・・私の為に」
ブツブツとブツブツと聞こえる。今、話し掛けるのは得策じゃないな。
「『霊呪』を宿す『マスター』達に告げる」
声が聞こえる。心に直接、届く声は続ける。
「聖杯戦争参加者の数が一向に減らない。
君達は生き残る事に囚われ・・聖杯戦争を聖杯を拒んでいる!」
声の主は多分、以前『霊呪』に伝言を送信した『聖杯戦争実行委員』だと思われる。
「故に我々は君達に枷を与える!
月が満月 月が形を失う前に『マスター』の首を聖杯に捧げよ!」
全ての『マスター』に命令系を兼ね備えた通達が与えられた。殆どの『マスター』達は巫山戯るな
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