第六十八話 謎の女
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は一撃で退化した。
大輔『八神、テイルモン。スティングモンの相手を頼む。あの女は?』
賢「あの、通気ダクトの中だ」
大輔『ほ〜う?』
ギロリと通気ダクトを見遣るゴールドブイドラモンと大輔。
睨み据えられた女が思わずたじろいだ。
ゴールドブイドラモン[あいつを倒せば!!]
一気に跳躍して女の方に向かう。
「くっ!!」
ゴールドブイドラモン[カッターシュート!!]
風の刃が女に向けて放たれた。
フルートは破壊したが、女は攻撃をかわし、無傷。
そして通気ダクトから床に着地した。
スティングモン[僕は一体…?]
賢「正気に戻ったかスティングモン」
スティングモンも正気に戻ったのを確認すると、大輔は女に視線を戻す。
大輔『この高さから落ちて平然としているなんて、てめえ人間じゃねえな?』
「ええその通り、私は……」
女の輪郭が言葉と共によじれ、歪み、その本性を現した。
大輔『蜘蛛…』
[アルケニモンさぁ!!]
大輔『今までは擬態だったってことか』
アルケニモン[そうよ。あたしの正体が見られて、アンタ達幸せなのかしら?それとも…不幸なのかしら?]
賢「どういうことだ?」
アルケニモン[この姿のあたしに勝てるわけが無いって事さ!!スパイダースレッド!!]
ゴールドブイドラモン[この程度で!!]
スティングモン[スティングモン超進化!ジュエルビーモン!!スパイクバスター!!]
槍による衝撃波でアルケニモンの糸を無力化した。
ヒカリ「あれがスティングモンの完全体…」
伊織「ジョグレス進化や超進化まで…何であいつだけ…」
不満そうにジュエルビーモンと融合している賢を見る伊織。
ゴールドブイドラモン[どうする?いくらお前でも完全体相当の俺と完全体のジュエルビーモンを同時に相手取れるとは思えないが?]
アルケニモン[ふん、確かにアタシだけじゃ無理だ。けどね、アタシが何の対策も講じてないと思ってんのかい?マミーモン!!]
マミーモン[おう!!]
マミーモンと呼ばれたミイラのようなデジモンがこちらに銃を構えている。
ゴールドブイドラモン[成る程、じゃあこっちも本気でいかないとな]
ジュエルビーモン[ここで仕留めてやる。覚悟するんだな!!]
アルケニモン[覚悟?それはこっちの台詞さ!!スパイダースレッド!!]
マミーモン[スネークバンテージ!!]
ゴールドブイドラモン[カッターシュート!!]
ジュエルビーモン[スパイククロー!!]
四体の技がぶつかり合う。
完全体、もしくはそれに相当する者同士の激突は凄まじく、成熟期では近づくことも出来ない。
ゴールドブイドラモン[思ってたよりやるじゃないか。]
マミーモン[馬鹿にしていると痛い目に遭うぜ!!]
ジュエルビーモン[スパイクバスター!!]
アルケニモン
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