第六十八話 謎の女
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いでね…?」
大輔「はいはい」
大輔が見ていないのを確認するとヒカリは急いで服を着た。
今日はあの女のおかげで最悪な一日かもしれない。
ヒカリ「い、いいよ…?」
大輔「じゃあ行くか…」
その時である…。
賢と伊織が急いでタンスの中に入って来たのは。
そしてエクスブイモンが落下し、ブイモンがタンスの中に入って来たのは。
そして凄まじい振動と共にタンスの棚が閉じてしまったのは。
大輔「…何があった?」
賢「実は…」
賢から説明を受けた大輔は呆れたように溜め息を吐いた。
あの女の元まで近づいたのはいいのだが、フルートによってスティングモンが操られ、フルートによって操っていることに気づいたのはいいが、伊織がディグモンにアーマー進化させてしまい、結果としてディグモンも操られてしまったと。
大輔「それで、今はこういう現状になってしまっていると?」
賢「すまない、不覚をとってしまった…」
大輔「気にすんな、相手がスティングモンとディグモンなら何とかなるだろう。二体を強制的に退化させる。」
ヒカリ「それって…」
大輔「ダメージを与えて退化させるだけだ。別に殺しはしない。それにディグモンを退化させればもう操られることもないだろ」
伊織「でも…」
大輔「ずっとディグモンを失ったままでいいのなら別に構わないぜ?」
伊織「…………」
大輔「いい加減甘ったれてるんじゃねえ。殺らなきゃこっちが殺られるんだ…ブイモン、やれるか?」
ブイモン[その前に]
大輔「その前に?」
ブイモン[何か食わして〜…]
腹を空かした音を鳴らしながら、ブイモンは崩れ落ちた。
ヒカリ「あ…キャンディーあるけど食べる?」
ブイモン[食う!!]
賢「僕は…あ、ブロック栄養食があった…プレーン味だけどどうぞ」
大輔「すまねえな。ほらチョコだ。食え」
ブイモン[うん、美味い!!]
瞬く間に菓子を食い尽くしたブイモン。
大輔「んじゃ、行くか?デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!運命の咆哮!ゴールドブイドラモン!!]
伊織「ゴールドブイドラモン…!!?」
ヒカリ「あれもアーマー進化なの…?でも本宮君と一乗寺君以外の紋章なんて…」
賢「とにかく、今は脱出しよう。大輔、頼む」
大輔『ああ』
融合した大輔が返事を返す。
ゴールドブイドラモン[ブイブレスアロー!!]
ディグモンがタンスを削っているであろう場所に必殺技を繰り出した。
完全に虚を突かれたディグモンは吹き飛ばされた。
同じアーマー体とはいえ、ゴールドブイドラモンはパワーだけならパイルドラモンイクスすら上回る。
その必殺技を受けたディグモン
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