暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-11 不可避の現実
Story11-4 ALOへ
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第3者side

聖音達はエギルの店を出た後、今後について再確認をした。

「カズ、お前はあの世界に行くんだろ?」

「当たり前だ。あれは間違いなくアスナだからな」

「だろうな。で、こっちが桜華だろ。

俺も行かないとな、桜華のために」

「そうか。お互い、頑張ろうな」

「絶対に助けだそうな」


聖音と和人は別れた。















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆















光崎家

「聖音はまだか…………」

聖音の父、大輔は聖音の帰りを待っていた。

「ただいまー!」

「聖音、お帰り。

さっそくだが、お前に頼みたいことがある」

「何?」

「今からALOにダイブしてほしい」

「へ?なんで?」

「母さんがレクトプログレスの不穏な動きを察知したらしく、もしかしたら桜華ちゃんと関係があるかもしれないと言うことで、春宮さんからも頼まれた」

「なるほどな…………カセットはどうすれば?」

そう言って大輔はALOのパッケージを取り出す。

「これだ。ハードはお前のナーヴギアで動く。


ALOに関するあらゆる知識はパソコンにいれておいた。

一人でもある程度の冒険ができるぐらいには入っている。

私が行けばいいのだが、仕事の都合上、まだ高校生のお前に任せてしまってすまない」

「いいよ別に。


あ、そうそう。父さんに少し頼みたいことがある」

「ほう…………」




依頼中



「それぐらいなら容易い。

あと、注意。フルダイブはくれぐれも体に差し支えないようにしなさい」

「ありがとう、父さん」















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆















聖音の部屋


聖音は適当な格好に着替えて携帯を留守電モードにするとベッドに寝転び、ナーヴギアとパッケージを取り出した。そして、ROMカードをスロットに入れてナーヴギアをかぶる。

「桜華を助けに行くために…………もう一度、俺に力を貸してくれ!

リンク・スタート!」

聖音の意識は別世界へと飛んでいった。

















聖音が目を開けると

『Welcome To ALfheim Online』

の文字が視界に入った。

とりあえず、まずは合成音声の指示に従ってアカウントの作成を行った。


キャラクターはネームはSAO時代のもの、種族は色で選んでインプを選択した。


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