第9話 秘密基地って男の子のロマンなのですか………?
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を見ているのだと思います。
『まあ驚くのも無理ないか…………俺達もここを作るのに結構時間かかったからな…………』
『テレビやゲームをここに運び込むのに苦労した……………』
テレビやゲームもあるのですか!?
『机と椅子は体育館の物を失敬した。一杯あるし、行事でもない限り、こっちに来たりしないからな。』
『流石にやっていいことと悪いことがあると思うんだけど………』
私もそう思います。
『いいじゃないか!秘密基地も男のロマンだぜ!!』
『そうだ…………』
え〜!?お兄ちゃんを見てもそうは思えませんが…………
『それに、ここは俺達しか知らない…………』
えっ!?ってことは夏穂ちゃんも知らない?
『えっ!?そうなの?』
『エリオ、その意味分かるか?』
その意味?
『僕を秘密を明かしても信頼出来るって評価をもらえたってこと?』
『何だ、その遠まわしな言い方……………要するに『親友』だからってことさ!!』
『親友…………』
『そう、俺も佐助もお前にだったらここの秘密を教えて上げてもいいって思ったんだ。』
『2人共…………』
2人共って事は、佐助君は頷いたのですかね?
「いいですね、こういうの…………」
「うん…………」
私はお兄ちゃんからエリオ君の事を聞いています。
それを聞いても私は何も思いませんでしたけど、エリオ君はずっと悩んでいたらしいです。
それをエリオ君に言ったら泣きながらありがとうと言ってくれました。
恐らくその時と同じ気持ちなんでしょう…………
「ルーちゃん、帰りませんか?ここにいたら3人に悪いです」
「…………そうだね、今回は帰ろうか」
私達はそっと帰ろうとしたその矢先でした。
『それじゃあ、親友になった証として、エリオにもお宝本を教えないとな…………』
『お宝本?』
何だか嫌な予感がします。
ルーちゃんを見ると、どうやら同じ事を思ったらしいです。
『これでエリオもエロ紳士同盟の仲間入り…………』
これは不味いです!
エリオ君が駄目な道へと進んでしまう!!
「ルーちゃん!」
「キャロ!」
私達はアイコンタクトで次にどんな行動に移れば良いか判断して、動きました。
「「それは駄目(です)ー!!」」
「全く、油断もスキも無い…………」
いきなり現れたキャロとルー。
キャロはともかく、ルーは怒りながら「正座!!」と怒鳴って、エローシュと佐助の2人を床の上に正座させて、説教している。
「で、何で2人がここにいるの?」
そんな様子を見ながら、何故か置いてあったポットであったかいお茶を入れ、説教の様子を一緒に見ながら話してい
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