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エセ秀才の生残りを目指した悪足掻き
第4話 ネタばらし?・・・
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、士官学校を出ていません。その点が他の諸提督に心理的ブレーキをかけてしまいます。その最たる例が「第三次ティアマト会戦においてホーランド中将の『先覚者的戦術』なる突出による壊滅的被害」です」
「ビュコック提督は一艦隊司令官としては比類なき人物ですが、将の将たる司令長官としては何かが足りない。その何かを持っているのは現状ロボス元帥とシトレ元帥です」
「しかし、今後20年のためにお二人には退場して頂かなくてはなりません。必然現艦隊司令官の内から後任を選ばざる得ないとなれば、ウランフ提督かボロディン提督が適任かと」

「・・・よかろう。後任人事については私からシトレ本部長に伝えよう」

「それと、小官を記録統計室に転任させていただきたいのです。『今日の作戦会議においてヤン提督に作戦の不備を指摘され、一言も反論できずに結局ヤン提督の主張する『無理をしない計画』に変更されたという噂を流布させた上で」

ロボスはあきれたように言ってきた
「それも『ヤン提督を同盟軍の“顔”にする』ためかね?」

「はい。どの道、先程の作戦会議のおける小官したことは組織人として許されないことですし、ヤン提督に注目させる良い機会です」
(本音はこれ以上チートキャラに関わりたくないです(切実))

「分った。ただし、貴官の転任は今次作戦後だ。せめて発案者として作戦終了まで付き合いたまえ。ご苦労だった」

「はっ!ありがとうございます」



(やった!やった!やったぁぁぁ!死亡フラグクラッシュ&生存フラグ構築だぁ!)
(ヨブさんにも捕虜交換の入れ知恵をしてあるからクーデターも防げるはず!)



その時、俺は死亡フラグが消えたと思って浮かれまくっていた。
まさかロボスが『楽隠居なんか絶っ対許すものか!』と思っていたとも知らず。








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