・番外編・ X778 アルトとリサーナ2
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ー「あい」
ナツ「ドラゴンのハッピーだ」
ハッピー「あい」
アルト「ドラゴンなのか・・・!?」
リーダス「えへへ・・・ドラゴンの絵にしちゃえ」
そう呟いたリーダスがナツとハッピーを中心に皆が笑っている絵を描いた
ミラ「・・・って事があったのよねぇ」
ルーシィ「へぇ・・・ハッピーって卵から生まれたんですか・・・」
ハッピーの誕生が卵からと聞いて驚いたルーシィ
ミラ「じゃあ私、あっちの書類整理してくるわね」
ルーシィ「あ、はーい!分かりました」
ミラが遠くにある山積みの書類を整理しようと歩き出した
ルーシィ「(ていうか・・・話に出てきたリサーナって誰なんだろ・・・??)」
かすかに残る疑問を持ちながらも、ルーシィは再び書類整理を開始した
その夜、アルトは東の森からギルドに帰還する
アルト「・・・・・」
うかない顔で歩くアルト
ルーシィ「おかえり、アルト!今日の昼間はギルドに顔出さなかったね・・・どこいってたの?」
何も知らないルーシィがいつもの調子でアルトに問う
アルト「・・・東の森だ」
アルトがルーシィを見据える
すると年が近いせいか、雰囲気が似ていたのか分からないが、ルーシィの姿がかつてのリサーナと重なって見えた
アルト「ルーシィ・・・」
ルーシィ「えっ・・あ、アルト!?/////」
気がつくとアルトは、ルーシィの頭に手を置いていた
アルト「お前は必ず俺が守るよ・・・いや、お前だけじゃない・・・ナツもグレイもエルザも・・・ギルドの仲間は全員守る」
ルーシィ「!!?/////」
いつもとは違う雰囲気のアルトに、頬を赤めるルーシィ
アルトはそのままルーシィの頭を2、3回撫でるといつも通り、ナツたちが座っている席に向かった
ルーシィ「な、何今の!?なんかいつもと雰囲気違う・・・!?/////」
アルト「(フェアリーテイルの仲間は全員守る・・・リサーナの時のような思いをしないためにも・・・!!)」
そう思ったアルトの瞳には確かな決意が宿っていた
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