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大陸の妖精
・番外編・ X778 アルトとリサーナ
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書類ではなく、一枚の綺麗なスケッチ絵だった



ルーシィ「なんだろ、この絵」


ミラ「わぁ!なつかしい!!」


ルーシィが持つ絵を覗き込むミラ



そこには幼き頃のアルトたちが描かれていた



ミラ「子供の頃の私たちよ、リーダスが描いてくれたの」


ルーシィ「えええっ!!?」


絵に移っている人物がミラたちと聞いて驚くルーシィ



ルーシィ「じゃあ・・この裸の男の子がグレイで・・髪にウェーブがかかってる女の子がカナで・・・」


ルーシィが絵に移ってる人物を片っ端から言い当てていく



ルーシィ「この黒髪の男の子って・・・もしかしてアルト!?」


正面を向いて照れくさそうに笑っている少年を指さすルーシィ



ミラ「そう、この子がアルトよ」


ルーシィ「へぇー・・・!!」


少年の正体がアルトだと知ったルーシィは、絵の中に描かれているアルトを無意識に見つめていた



ミラ「・・・目の色が変わってるわよ、ルーシィ」


ルーシィ「!!」


ミラに声をかけられ、初めて我に返るルーシィ



ミラ「小さい頃のアルトも可愛いでしょ?」


ルーシィ「ええっ・・・!?いや・・・あの・・・私、別にアルトを見ていたわけじゃ・・・/////」


ミラ「いいのよ隠さなくて、好きな人の事なら気になって当たり前だし♪」


ルーシィ「うぅ・・・/////」


その時、ルーシィは絵に描かれているアルトの隣にいる一人の女の子に視線を移す


アルトの右腕にしがみつき、満面の笑みを浮かべてる白髪の女の子



ルーシィ「(この女の子・・・誰だろう?白い髪だけど、ミラさんじゃないし・・・)」


ルーシィが考え込んでいると、ミラが話し出す



ミラ「ちなみに、中央に描かれてるのがナツとハッピーね」


ルーシィ「えええっ!?マフラーしてるからナツは分かるけど・・・これがハッピー!?」


絵に描かれてるナツとハッピーも見たルーシィが驚いた


それもそのはず、絵に描かれたハッピーは青い猫ではなく、青い竜だったのだ



ルーシィ「ていうか、ナツとハッピーの出会いってどんな風だったんですか?」


ミラ「うーん・・そうね、あれは私がフェアリーテイルに入ってすぐの頃だから・・・今から6年くらい前の話ね」


そう言ったミラはルーシィに昔の出来事を話し出した










6年前


ナツ「アルトー!アルトどこだー!!」


アルト「なーに、どうしたのナツ?」



ナツ「卵だー!!!!卵ひろったー!!
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