暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
流星
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ジェラール「来い、アルトレア・ウィルダント」


アルト「うぉぉおおお!!!!」


雄叫びを上げながらジェラールにもう突進するアルト


衝撃波をまとった拳をふるうがジェラールに受け流された



アルト「まだまだァ!!」


ジェラール「!!」


しかしアルトは即座に体制を立て直し、ジェラールの顔面を思い切り蹴り上げる


そのまま猛攻を続ける



アルト「メテオ・ウィザスター!!」


巨大な衝撃波がジェラールに直撃する


そしてアルトは、宙に吹き飛ぶジェラールに狙いを定めた



アルト「エストレア・グレイブ!!!!」


強力な重力波と衝撃波が同時にジェラールを押しつぶした


地面の水晶が少しばかり砕け、粉塵が舞う




ジェラール「それが本気か?」


煙の中からほぼ無傷の状態で現れたジェラールは、ボロボロになったコートを脱ぎ捨てて言った



アルト「今の攻撃でも・・・ほぼ無傷か・・・!!」


自分の最高の攻撃を受けてもなお、余裕の表情を見せるジェラールに対し、さすがのアルトも驚きを隠せないようだ



ジェラール「この手で消滅させちまう前に、お前の実力をこの手で試してみたかったんだが・・・大陸魔法≠使えないんじゃ話にならんな」


アルト「大陸魔法=E・・!!?」



ジェラール「そう、俺が使う天を司る天体魔法≠ノ匹敵する超魔法・・・それが地を司る大陸魔法≠セ」


煙を払いながらそう言ったジェラール



ジェラール「大陸魔法≠ヘ真の力を引き出せば滅竜魔法以上の力を発揮する魔法だ・・・ウィルダント≠フ血を引いているお前なら使えるかもしれないと警戒していたが・・・どうやら俺の思い過ごしだったようだな」


アルト「くっ・・ゴチャゴチャ言ってんじゃねえー!!」


そう叫んだアルトは再びジェラールに殴りかかる



ジェラール「よくも儀式の邪魔をしてくれたな、オレの天体魔法≠フチリにしてやるぞ」


するとジェラールの体が金色に光り輝く



ジェラール「流星(ミーティア)!!!!」


アルト「!!?」


ジェラールはすさまじい速さでアルトの背後へ回り込み、ひじ打ちをかます


そしてもう一度背後に回り込み、連続攻撃をたたき込む



アルト「くそっ・・速すぎる!!!」


アルトの周りには金色の光を纏ったジェラールが、かなりのスピードで飛び交っている



アルト「こういう時は目で追ってちゃ駄目だ・・感覚・・角度・・音・・タイミング・・全ての要素からジェラールが攻撃してくる場所を・・・」

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ