眠れる塔の女騎士
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えられるのです」
Rシステム、楽園の塔最上階
エルザ「くあぁっ」
真の力を発揮したジェラールの圧倒的な魔力を前に吹き飛ばされるエルザ
ジェラール「さっきまでの威勢はどうした?斑鳩との戦いで魔力を使い果たしたか?」
ニヤけた笑いを浮かべるジェラールに向かってもう一度攻撃を仕掛けるエルザ
素早く剣を換装し、ジェラールに斬りかかる
エルザ「ジェラァアァアァァル!!!!」
しかしジェラールはエルザの攻撃をいとも簡単に捌く
ジェラール「今頃、評議院は完全に機能を停止している、ウルティアに感謝しなければな・・・あいつはよくやってくれた」
エルザの猛攻をかわしながらジェラールはしゃべり続ける
ジェラール「楽園にて全ての人々が一つになれるのなら死をも怖れぬと・・・まったく、バカな女である事に感謝せねばな」
エルザ「貴様が利用してきた者たち全てに呪い殺されるがいい!!!!」
エルザがジェラールに言い放った瞬間、エルザの剣を握る手の動きが停止する
エルザ「な・・何だこれは!!?」
ジェラール「拘束蛇、さっき抱き合った時につけておいたものだ」
見ると、エルザの全身には蛇のような模様が刻まれていた
エルザ「う・・あ・・・体が・・・動かん!!!」
エルザは握っていた剣を地面に落とす
ジェラール「Rシステム作動の為の魔力は手に入った、あとは生贄があればゼレフが復活する・・・もう お前と遊んでいる場合じゃないんだよエルザ」
エルザ「う・・あぁ・・・」
ジェラール「この27億イデアの魔力を蓄積した魔水晶にお前の体を融合する、そしてお前の体は分解され、ゼレフの体へと再構築されるのだ」
するとエルザの体が塔の魔水晶に引き込まれ始める
エルザ「が・・うあ」
ジェラール「お前の事は愛していたよ、エルザ」
エルザ「ああああああ」
エルザの体半分が魔水晶に飲み込まれる
エルザ「くそっ!!!くそっ!!!」
ジェラール「偉大なるゼレフよ!!!今ここに!!!この女の肉体を捧げる!!!」
両手を空に広げ、高らかに叫ぶジェラール
エルザは悔しさの涙を流しながらジェラールに向かって叫ぶ
エルザ「ジェラァーーールゥゥーーー!!!!」
エルザの体が完全に魔水晶に飲み込まれる寸前
アルト「おっと」
エルザの腕をつかみ、魔水晶(ラクリ
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