運命と聖なる光
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
エルザが斑鳩を討ち取った同時刻
同じく三羽鳥を討ち取ったアルトとナツたちが合流していた
シモン「アルトレア!!」
アルト「よう、お前らも無事だったか」
シモン「三羽鳥はどうした!?」
アルト「まだ一人倒しただけだ、残る二人はまだ見つかってねえ・・・」
するとアルトがシモンに負ぶさっているナツを見て言う
アルト「ナツがやられたのか!!?」
シモン「いや、グレイと二人がかりで三羽鳥の一人を倒した後、気を失っただけだ」
アルト「じゃあ、グレイはどこにいるんだ?」
シモン「グレイも相当なダメージを負っちまってな・・・青い猫に塔から連れ出してもらってるんだ」
そう言ったシモンが突然腹を押さえて苦しみだす
アルト「お前、ケガしてんのか!?」
シモン「ぐっ・・オ・・オレの事はいい・・・よく聞けアルト」
シモンがアルトを見据えて言った
シモン「さっきショウから通信があった、エルザが三羽鳥の一人を討ち取ったとな」
アルト「じゃあ、俺たちとナツたちがそれぞれ一人ずつ仕留めたから・・・」
ルーシィ「三羽鳥は全滅ね!!」
シモン「ルーシィとジュビアはナツを連れてこのまま脱出しろ、ウォーリーとミリアにもこの塔から脱出しろと指示を出しておいた」
シモンに指示されたルーシィとジュビアは気を失っているナツを二人で抱える
シモン「残る敵はジェラール一人、そこにはエルザが向かっている・・・あいつは全ての決着を一人でつけようとしてるんだ」
ルーシィ「えっ・・全ての決着って・・・!?」
アルト「(やっぱり・・・か)」
シモン「あの二人には8年にわたる因縁がある、戦わなければならない運命なのかもしれない・・・だが、ジェラールは強大すぎる・・・頼む、エルザを助けてくれ」
アルト「断る」
シモン「!!?」
アルトの冷静な言葉を聞き、シモンが驚愕する
アルト「俺が口をはさむ問題じゃねえよ・・・エルザならジェラールを倒してくれる、そしてきっとジェラールを改心させて連れ戻してくれるよ」
シモン「それこそ無理だ!!エルザではジェラールに勝てない!!」
アルト「何だと!?お前もエルザを信じてねえのか!!?」
シモン「違う!!!倒す倒せない以前の問題なんだよ!!!あいつは未だにジェラールを救おうとしているんだ!!!オレにはわかる、あいつにジェラールを憎む事などできないから!!!」
アルト「だからこそ、エルザがジェラールを改心させてくれる事を信じるべきじゃねえのかよ!?」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ