最初の島は、ウイスキーピーク?
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「た、助けてくれ〜!!」
「溺れ死ぬ〜!!」
ユウ「この船に侵入するからだ」
俺はメリーを降りて、騒ぎの中心に行く。すると、ゾロが戦いを終わらせたのか、酒を飲んでいた。
ユウ「随分と殺ったな」
ゾロ「ま〜な」
ユウ「此方にも何人か来たけどな」
ゾロ「そうか」
すると、何処からか気配を感じる。
ユウ「・・・誰かが島に入ってきたみたいだな」
ゾロ「一瞬だが、俺も感じた」
ユウ「どうなることやら」
俺が移動すると、遠くで爆発が起きた。
ユウ「なんだ!?」
イガラッポイ「あ、あなたに・・・お願いがございます。ビビ様を・・・お助け下さい!!」
ユウ「ビビ?もしかして、アラバスタのコブラ王の娘の?」
イガラッポイ「王をご存知なのですか!?私の名は、アラバスタ護衛隊隊長のイガラムです」
ユウ「そうだったのか。コブラ王に、元気でやってるならそれでいいと伝言を一年前に預かってたんだよ」
イガラム「なんと!?」
ユウ「それなら、助けにいかないとな。ゾロ、イガラムを頼む」
俺はゾロにイガラムを託すと、急いでビビがいる場所に向かった。
ビビ「ハッ・・・ハッ・・・」
「何処に逃げても無駄だ」
「キャハハ!私達から逃げれないわよ」
私は必死に敵から逃げていた。
ビビ「頑張ってカルー!!岩の裏に行けば船があるわ!!」
カルー「クエー!!」
カルーと呼ばれたカルガモは、必死に走る。
「鬱陶しい鳥だな。・・・くらえ!鼻空想砲(ノーズファンシーキャノン)!!」
ビビ「!!?」
飛んでくる鼻くそを避けれない。もう駄目かと思ったその時・・・
ユウ「させないぞ?」
パチンと音が聞こえると、私の目の前に突然岩が現れた。そして今度は目の前に男の人が出てきた。
「俺達の邪魔をするのか?」
ユウ「本来なら邪魔する予定はなかったけどね。けど、コブラ王からの伝言も伝えないといけないしね」
ビビ「!?パパを知ってるの!!」
ユウ「一年前にね。いや〜、コブラ王の娘だから、どんな人物かと思ったけど、凄く可愛いな」
ビビ「!?///」
いきなそんな事を言われたビビは、顔を赤くしていた。
「とにかく、俺達の邪魔をするなら、容赦しない!!吹き飛べ!!」
男は腕捲りをして、俺にラリアットをしてくる。
ユウ「さっきの鼻くそで分かったが、お前も能力者だな」
「そうだ!!俺は《ボムボムの実》を食べた全身爆弾人間だ!!」
ユウ「あっそ・・・説明ご苦労さん」
俺は構える。
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