第四章
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う充分だというのです。お爺さんが言うには。
「それでいいではないか」
「そういうものなんだ」
「そうじゃ、姿形が人でなくとも」
「物凄い力があってかなり長く生きていても」
「黄金バットは人の心があるからじゃ」
だからだというのです。
「わし等を助けてくれるのじゃからな」
「じゃあ黄金バットは人間なの」
「そうじゃ」
まさにその通りだというのです。
「何処の誰でもな」
「だからいいんだね」
「そういうことじゃ、黄金バットはいい人じゃよ」
その正体は誰も知らないですし若しかするとその姿形や力が人間でないとしてもというのです、黄金バットは実際にいて人間の為に戦っているのです。その心が人間であるからこそ。
第一話 完
2015・1・14
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