主人公の資格 そのB
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出していたのだ。
「でも、この能力はあなたには必要ないわ。・・・・・・自分の首を絞めてるって、薄々気が付いていたでしょうに」
そう言って紫は霊夢の頭に手をかざす。すると彼女の額にスキマが開き、そこからスタンドDISCを取り出す。
「・・・・・・『レッド・ホット・チリ・ペッパー』か・・・・・・」
名前を確認して紫は数枚のDISCが納められているDISCケースにそれを仕舞い込んだ。
「・・・・・・」
スタンドを失ったおかげで霊夢の顔色が若干良くなったように感じられる。このまま、霊夢は体調が戻るまでここで療養して貰わなくてはならない。スタンド使いでなくとも彼女は博麗の巫女なのだ。やるべき仕事は沢山ある。
「紫様ー! 夕食の準備ができましたー!」
居間の方から声が聞こえる。
「はいはーい、今行くわ!」
紫は眠っている霊夢に布団を被せて部屋を後にした。家族の団らん・・・・・・『八雲家』のひとときはそこにある。
* * *
博麗霊夢 スタンド名『レッド・ホット・チリ・ペッパー』
再起不能
* * *
後書き
もこたんインしたお!
これで霊夢編は終わりです。ジョルモコの二人は一体いつになったら紅魔館に着くんでしょうか。
でも、おかげでジョルノサイドとボスサイドの時間が合います。ジョルノはこれから紅魔館へ。ボスはこれからどこかに復活へ。そろそろ一つ目の山場を迎えそうですね。
ちなみに霊夢さんのスタンド『レッド・ホット・チリ・ペッパー』の補足説明をすると、
『レッド・ホット・チリ・ペッパー Act.2』
博麗霊夢が『お金』を体内に取り込んで、『レッチリ』自体が霊夢に取り憑くことで発動。霊夢自体が電気を帯び、高速で動けるようになる。
パワー:A スピード:A 精密動作性:A 射程距離:0(霊夢本体のみ) 持続時間:D 成長性:A
お金を体内に取り込み続けなければパワーが落ちていく。なお、霊夢の身体が大幅に強化されるため、殴り合いではほぼ負けない。
パワーとスピードの表記はAですが比較するとスタープラチナより上だと考えて貰って結構です(霊夢時止め可能説浮上)。ジョルノと妹紅を蹴ったときは軽めに蹴ってました。本気で蹴ったらお金が請求できなくなりますからね。
今回もジョルノ君ともこたんは良いペアしてますね。書いてて楽しいです。若干消化不良なところもあるけど。
次回はボスメインになります。それではまた21話で。
* * *
「姫様、20話になったんですけど起きないウサか?」
「・・・・・・zzz
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