1、開き直ってるんじゃないわよ!! 馬鹿父!!
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がってくれているから。
「父上だってお前のことを心配してることは忘れちゃいけないよ?」
「はい」
ノエルに返事を返したところで、ミヤコはそう言えば、と切り出す。
「兄様、私を宥める為に来てくれたの?」
ミヤコを溺愛しているノエルなら、それもありだろうが、それだけではない気がしたのだ。
「あー……、本題は別なんだ」
「?」
「一週間後、パーティーが開かれることになった」
「一週間後? パーティー?」
「お前の結婚祝いを兼ねた御披露目パーティーだそうだ」
「………………兄様、」
言いたいことは沢山ある。あるけれどっ!!
ミヤコは脱力感に襲われ、うなだれる。
ノエルが軽くミヤコの肩を軽く叩いた。
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