十六夜咲夜一揆 そのB
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爆弾に出来る物体は一個までなのだ。
レミリアはすぐに別の行動に移る。
「・・・・・・ドッピオ、とか言ったわね? 悪いけど、今あなたに構っている暇はないわ。見ての通り、『緊急事態』よ」
ドッピオの反応からこの件に彼は無関係だとレミリアは分かっていた。当然、ドッピオ自身に覚えはない。そもそもパチュリーと彼は初対面である。
「・・・・・・どうやらそうみたいだな」
ドッピオにレミリアの提案に異を唱える利点は無い。素直に休戦の提案を受け入れた。
「私は『何か』の纖滅に当たらなくてはならない。パチュリーはここに置いておくわ・・・・・・。それと咲夜もここに置いておく。でも絶対に手を出すなよ」
そう言い残してレミリアは部屋を出た。
「・・・・・・つまり、見張っておけ。ってことか?」
明らかにレミリアの瞳はそれを物語っていた。ドッピオは容易にそれが読みとれた。
だが、拒否はしない。パチュリーのことはともかく、このまま咲夜を放っておくと本当に死んでしまう恐れがある。
既にドッピオにとって咲夜は赤の他人ではなかった。
「・・・・・・勝手に死なれちゃあ後味が悪いぜ・・・・・・」
ドッピオは部屋にあるものを適当に繕って、咲夜の応急処置を始めた。
24話へ続く・・・・・・
* * *
途中で思いついたシリーズ
レミリア「紅符『スカーレットシュゥゥゥゥーーーーーーー』ッッ!! 弾幕を見えない何かに向かってッ!! 超ッ!! エキサイティンッッ!!」
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