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ボスとジョルノの幻想訪問記
H爆撃注意報 そのA
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ございます」

 あなたの命がけのヒントは決して無駄にはしない、と心に誓う。ジョルノは息が上がらないように、ゆっくりと、慎重にエアロスミスを追いかけた。


 しばらくすると、『エアロスミス』がスピードを急に上げた。

(ということは・・・・・・!)

 ジョルノは確信する。『エアロスミス』のレーダーの範囲内に『四人の二酸化炭素』が入ったということを!!

 ジョルノは更に慎重になりながら、『エアロスミス』を追いかける。

 ――――そして20mほど進んだとき、目の前に突然カマクラが姿を現したのである!

「・・・・・・!! これか!」

 と、先にカマクラの中に『エアロスミス』が入った。そしてその数秒後。

 がちゃん!!

「えええええええッ!?!? ち、チルノォォ!! は、早くしまって、しまって!!」

「も、戻りなさい『エアロスミス』ッ!!」

「し、死ぬかと思ったァァーーーーーッ!!」

「何で急に『エアロスミス』が??」

「さぁ? もう敵を倒しちゃったからじゃあないかしら?」

「ってスター! 大丈夫なの!?」

「大丈夫よ大丈夫よ〜、きっと誰も来て・・・・・・・・・・・・」ピタァ

「・・・・・・来て・・・・・・どうしたのスター?」

「『来て』の後は何なのよォォ〜〜〜〜!!」

「スター!!」

 ジョルノがカマクラの中をのぞき込んだ。



「見つけた」



「やっぱり・・・・・・来てたわね」

 スターはやっちゃった・・・・・・という風に頬を掻いた。

*   *   *

 ジョルノが3妖精を見つけると、彼女たちのスタンド『ボーイ・U・マン』が現れ、口から『ゴールドエクスペリエンス』の左半身を吐き出した。

「あぁっあああ〜〜〜!! せ、折角強そうな『スタンド』だったのにぃ〜〜!」

 サニーは『GE』を捕まえようとするが、するりと手から抜けて――ジョルノの中に幽霊を降ろすように入っていった。

「これで・・・・・・返してもらったわけか・・・・・・」

 ジョルノは急に体が軽くなったように感じ、背伸びをする。

 全く違和感はない。妹紅の血のおかげで怪我の痛みもない。

「さて・・・・・・」

 とジョルノは妖精たちを睨みつける。彼女たちは身を寄せあって震えているがジョルノには関係ない。ただのごっこ遊びで自分たちの邪魔をしたのだ。受けるべき制裁を与えてやるつもりだ。

「や、やめて下さいぃーーー!! わ、私たちはただの妖精なんですよ!? ふ、普通の殴りあいなんて勝てるわけがないじゃあないですかァ〜〜〜〜!!」

 ルナが命乞いを始めた。

「ええ!? な、殴るって・・・・・・嫌だよ私
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