H爆撃注意報 その@
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う風に、あのコロネヘアーの『スタンド』は『生物を生み出す程度の能力』を持っているみたいね」
スターはジョルノから『担保』に預かった『ゴールドエクスペリエンス』で石ころをチョウチョに変えて三人に説明していた。
「すげー、神様みたいな能力だな!」「すげー!」
「・・・・・・ちょっと、スター。それってまずいんじゃない?」
チルノとサニーは同じ反応を示しているが、ルナは違った。
「こっちの場所を感知する生き物とか生み出されたら・・・・・・」
「そうね。つまり・・・・・・視覚ではなくたとえば『熱感知』する生き物とかが考えられるわ。そこで、チルノ」
「? あたいか?」
チルノはスターに名指しされてきょとん、としている。
「あなたの氷で私たちの熱を感じさせないようにすればいいのよ」
「おー! そういうことなら・・・・・・」
と、チルノは『冷気を操る程度の能力』を用いて――
「これがあたいの力ね!!」
竹林の一角に小さなカマクラを作った!
「チルノの家じゃん! しかも小さめ!」
サニーはケタケタと笑っているが妖精が4人入るのには申し分ない大きさである。
「ほらほら、サニー笑ってないでさっさとカマクラまで屈折の範囲を広げなさい」
「はーい」
スターとルナとサニーはカマクラの中に入った。意外とカマクラの中は暖かく、広さもそこそこなのでルナは「うわぁ、なんか楽しくなってきた」と感想を漏らした。
「じゃ、チルノは妨害よろしくー。あんたがサイキョーだってとこ見せてきてー」
スターは適当にチルノに命じて、馬鹿単純なチルノは「はっはっは、やっぱりあたいって最強?」とか鼻を高くしながらジョルノと妹紅のいる方へ飛んでいった。
「さて、これで熱は外に出ないわね。あとは・・・・・・」
スターはカマクラの氷を数個、『GE』に握らせてある生き物を生み出す。
「これで感知系対策は万全かな? サニーもルナもしっかり能力持続させといてよ?」
「分かってるって。あ、私蜂蜜持ってるけど、かき氷食べる?」
「サニー呑気ね・・・・・・でもちょうだい。スターはいる?」
「私も貰おうかしら。たぶん暇だし。ちょっとしたキャンプ気分ね」
サニーはチルノから貰った手動かき氷機を出してゴリゴリと氷を削り始める。
「違う違う、ここはテントじゃなくて・・・・・・えっと、『かくれんぼ大作戦カマクラ基地作戦本部』だよ」
「サニー、それじゃあ作戦が二回入ってるわ。分かりにくい」
「いちいちうるさいなぁルナは・・・・・・じゃあ『かくれんぼinカマクラ基地作戦本部』で」
「カマクラの中だけで『かくれんぼ』してるみたいよ」
「じゃあ
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