H爆撃注意報 その@
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があった。
『かくれんぼ』って何だ? という小さな小さな『興味』だ。
「すいません、参加する気は更々無いんですが、『かくれんぼ』って何ですか?」
「お、おい・・・・・・ジョルノ止めとけ。面倒なことに・・・・・・」
それはふとした疑問だった。彼にとってはほんの些細なことだっただろう。だが、その一言は彼女にとっては『重要』なことだった。
「・・・・・・えっと、ジョルノさん? でしたっけ?」
スターサファイアはサニーミルクとルナチャイルドの返事をそのままに、ふと疑問を漏らしたジョルノの方を見た。
「『かくれんぼ』に『興味』がおありで・・・・・・?」
「・・・・・・まぁ、無いと言えば嘘になりますね」
するとスターはにっこりと笑ってジョルノの元に駆け寄り彼の手を取った。
「うれしいです! では説明しますね!」
何だ、意外と子供らしいところもあるんだな。とジョルノが思ったとき――――!
「・・・・・・!? ジョ、ジョルノ!? そいつの手を離せッ!! お前の、後ろだァァーーーーッ!!」
「はッ!?」
ジョルノは妹紅の叫びに反応して背後を見るが――遅かった。ジョルノの目には信じられない光景が写っていた!
「な、僕の『ゴールドエクスペリエンス』がッ!?」
彼のスタンド、『ゴールドエクスペリエンス』がいつの間にか彼の意志とは関係なく発現しており! 『体が半分ほど何かに吸収されて』いたのだ!!
『GE』の体半分がどこにいったかと、それを目で追うと・・・・・・更に彼の背後! そこには灰色地の水色の水玉模様のコートのような物を着た何かが、口を開けて立っていたのだ! 『GE』はその口の中に半分、吸い込まれていった!
「な、何だってェェーーーーーーッ!! す、『スタンド』使いかッ!? この妖精は!!」
ジョルノは『GE』の残った半身でそのスタンドを攻撃するが、スタンドは『GE』の拳を軽く受け流す。かなり戦闘能力が高そうな動きだった。
「み、見えた! 私にも、ジョルノの『GE』がおそらくはスターサファイアの『スタンド』に吸い込まれていくのが、はっきりと!!」
「何今の!? か、カックィーーー!! 今のスターがやったの!?」
妹紅は汗をかいていた。突然の出来事に目を疑ったのだ。
チルノはそれを見て歓喜の声を上げていた。そしてジョルノは理解する。
『こいつらは4人ともスタンド使い』だということを――――!
「く、何をしたッ!!」
「参加担保、よ。『かくれんぼ』のねー」
スタンドの半身を奪われたジョルノは上手く立てないようだ。膝を着いてスターを睨んだ。
「さ、参加担保?」
「そう。ルールは簡単よ?
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