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ボスとジョルノの幻想訪問記
恐怖!紅魔館の悪魔たち そのC
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だった。
「やっぱり2対1じゃ厳しいぜ。せめてジョルノが目を覚ましてくれれば・・・・・・」
 と、ドッピオがジョルノが横たわるベッドを見ると・・・・・・。

「大丈夫よドッピオ。私が彼の代わりになる」

 鈴仙が起きあがっていた。
「おい、鈴仙動いて大丈夫なのか・・・・・・?」
 彼女もジョルノと同じくフランドールの攻撃を喰らっていた。だが、ジョルノより先に目覚めるのは彼女も人間ではないからだろうか?
「いいえ、ジョルノは私を『かばった』のよ。あの一瞬で、私より肉体的に弱い彼は」
 鈴仙はジョルノを見た。
「私もドッピオと同意見です師匠。私はあの二人を許せない」
「・・・・・・」
 永琳は何かを考え込んでいた。
「そうねぇ」
「?」
 ドッピオは首を傾げる。一体永琳は何を考えているのか・・・・・・と思ったら。

「やっぱり雌を狩るには繁殖期が一番かしら?」
 と、鈴仙を見て言った。

*   *   *

「あぁ、お姉さまっ! もっとフランを虐めてっ、かわいがって!」
「もちろんよフラン、でも私もあなたがほしいわ!」
「じゃあ一緒にっ、一緒に!」
「ええ、一緒にしましょうッ!」
「あ、ああああああっ!!」
「あん、んんっくぅ・・・・・・あっ!」
「お姉さま、私っ、お姉さまに虐められて虐めてる!」
「私もフランドールを虐めて虐められてるわッ!」
「にゃああああんっ、あ、あああッ」
「あっ、っ・・・・・・」
「お姉さま、お姉さまっ」
「あ、ああああっ」
「おね、え・・・・・・さ・・・・・・ま??」
「フ、フラン・・・・・・最高、最高よ・・・・・・あなたは、あなたはあなたは、フランフランフランフランンンンンン!!!!」
「ああああああッ!?! い、痛い、痛いわお姉さまあああああッ!!」
「フラン、フランっ! フランドォォォォォーーールッ!! あ、ははは、あははっ、ははっははははッ!!!」
「止めてぇえええええーーーーーーーーッ!! フラン、痛いの、いやぁあああああーーーーーーーーーッ!!」
「ははははははははははははははッ!!! 美味い、美味い美味いッ! あははっははははっ、はははははッ!!」
「あ、あっ、お、あッ? あ、おね、お姉さまっ、血、血ぃ・・・・・・血を吸わないでェェェーーーーーー!!!」


 と、二人の矯声は途中でレミリアの気の狂った笑い声、フランドールの困惑した悲鳴に次第に変わっていった。

「・・・・・・永琳さん、よくこんなエグイこと思いついたな・・・・・・」
 ドッピオはゲンナリして言った。
「あらあら? 私は当然のことと思ったまでよ? 人の家に勝手に上がり込んで、勝手にベッドを使って・・・・・・そんなお客さんにはキツいお灸を据える必要があるわ」

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