恐怖!紅魔館の悪魔たち そのB
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して『元通り』。これで『地面と区別が付かなくなった』ね!」
ぐちゃぐちゃになったところで妹紅と地面を『クレイジーダイアモンド』で同時に『直』した。もちろん、そうすれば妹紅の体は・・・・・・。
「あら、本当に出来ちゃうのね――――でも、これで不死への対抗手段は出来たわ・・・・・・。こうすれば、不死といえど二度と戻ることはない」
レミリアは妹紅を見下すように言う。そこには妹紅はいないはずだが、不自然な人間の顔のような模様と、リボンのような物体が床の木目として刻まれていただけだった。
「・・・・・・あぁ、それと門番」
レミリアは思い出したかのように美鈴の方に目を向けた。
「え、美鈴いるの?」
フランドールは気付いていなかったらしく、レミリアに続いて美鈴の方を見る。
「・・・・・・」
美鈴はすでに息絶え絶えで、返事をする余裕もなかった。
「咲夜はここにいるのね??」
美鈴は目を閉じる。彼女の無言は肯定を意味を示していた。
「無言、か・・・・・・。何か考えあってのことでしょうけど、まぁそこから助けない代わりに今回のあなたの無能っぷりはチャラにしてあげるわ。頑張って帰ってきなさいよ」
「じゃあねー美鈴。おうち帰ったら遊ぼうねー」
二人はそう言い残し、奥へと入っていった。
(・・・・・・また私は放置されるんですか??)
第11話へ続く・・・・・・
* * *
上白沢慧音 再起不能
藤原妹紅 行方不明
紅美鈴 再起不能(放置)
※永遠亭玄関廊下の床に不自然な木目あり。
* * *
後書き
今回は短めです。あと、結構酷い描写が多かったですがみんなまだ生きてるのでマシな方じゃないでしょうか?
フランドールさんが生き生きしてるので私は満足です。
あと、スカーレット姉妹強すぎんよぉ・・・・・・と思っている方、これくらいが丁度いいと思います。弾幕勝負だと種族間による力量差は発生しませんが、こんな感じの殺し合いとなれば吸血鬼は最強でしょう。人間のもこたんが勝てる道理もありません。
とりあえず、次回でスカーレット姉妹編は完結しそうです。
11話をお楽しみください。
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