銃弾と氷殼 後日談
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ボスとジョルノの幻想訪問記 6
あらすじ
永遠亭に延びる小道を辿ると現れたのは十六夜咲夜だった!
鈴仙の『セックスピストルズ』では咲夜の『ホワイトアルバム』の装甲には傷一つ付けられなかった!
ジョルノと咲夜はラッシュで勝負するがジョルノの『ゴールド・エクスペリエンス』も咲夜の装甲の前に破れ去った!
かに見えた!
ジョルノのスタンド能力のおかげで咲夜を装甲から引きずり出すことに成功した!
だが、咲夜もスペカを用いて時を止め、逆転をはかった!
しかし、ディアボロは時が止まったことによってドッピオの意識が完全に消失したため、『キング・クリムゾン』の能力によって逆に止まった時を消し飛ばし、咲夜の時止めを無効化する!
決着ゥゥーーーーーーーーッ!!
銃弾と氷殻 後日談
三人は咲夜を打ち破った後、気絶して動かない彼女を背負い永遠亭まで急いで戻った。
鈴仙の読みでは「咲夜と私たちは入れ違いになったはずよ! つまり、先に咲夜は永遠亭で何かをしたはずッ!」というものだった。
ところが、蓋を開けて永遠亭に着いてみると大した変化は見受けられなかった。
「あら、おかえり三人とも。意外と早かったわね」
永琳がにこにこ顔で出迎える始末である。
「・・・・・・? 小道はちゃんと永遠亭まで続いてたのに・・・・・・」
鈴仙は首を傾げる。
「咲夜も一緒なのね。って、ヒドい顔・・・・・・」
ドッピオにおんぶされてうなだれている咲夜の顔を見ると・・・・・・前歯が数本折れて顎はずれ、・・・・・・これ以上描写すると咲夜さんファンが可哀想になるくらい、ヒドい有様だった。
「必要なら僕が完璧に治療しますよ。折れた歯のパーツも『GE(ゴールド・エクスペリエンス)』の能力を使えば元通りですから」
「そ、そうね・・・・・・いやでも、ジョルノ君これはやりすぎ・・・・・・」
永琳は笑顔を若干ひきつらせながら笑った。
「――ところで、師匠。咲夜は一度こっちに来たんですよね?」
鈴仙は口を開く。
「ええ、来たわ」
「・・・・・・何もなかったんですか?」
鈴仙は永遠亭の方を再び見る。
すると、永琳はくすっと笑って。
「中に入れば分かるわ。さ、いらっしゃい」
一同は頭に疑問符を浮かべつつ、促されるままに永遠亭に戻った。
* * *
一同は病室に通されるとそこには美鈴が上体を起こして座っていた。
「・・・・・・美鈴? 大丈夫なの?」
鈴仙はひとまずほっとしていた。酷い凍傷だったにも関わらずたった半日で目を覚ますなんて、さすが妖怪は回復力がすごい。
「――――えっと、はい。まぁ、何とか」
美鈴はほっぺを掻きながら申し訳なさそうに頷く。
「咲夜さんは・・・・・・」
「ここ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ