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ボスとジョルノの幻想訪問記
銃弾と氷殼 そのB
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慣れていない彼は言葉尻が弱くなる。
「すまないな、いや、いいんだ・・・・・・えっと、外来人か? 最近ここに来たっていう・・・・・・にしては、永琳の話と少し違うな。金髪じゃあない」
 と、慧音はまじまじとドッピオの顔を見つめる。金髪、という言葉でドッピオは彼女がジョルノのことを言っているのか、とわかり。
「あ、いや。俺は違いますよ、昨日ここに来た新しい外来人? です。あなたが今言った特徴を持った人物はさっき、永琳さんと一緒に治療室に言った奴です」
「へぇ、もう一人外来人が来てたのかー。慧音知ってた?」
「いや、初耳だ。そもそも昨日の話なら私が知っているはずがない」
 と、何故か玄関先で初対面だというのにいらだちを感じたのだろうか。てゐは我慢できずに。
「あー、もう! 立ち話もなんだし、中に入ったらどうウサ! お茶くらいなら出すウサよ!? まぁ、私が作るお茶だけどウサね!」
 その言葉を聞いて二人はおっ、という風に目を開いていった。
「気が利くな、因幡てゐ。それじゃあお邪魔させてもらうぞ」
「私もいいのか? なぁ、慧音」
 いいんじゃあないのか? と言いながら二人はズカズカと永遠亭に入っていく。
「・・・・・・えっと」
 ドッピオは不思議そうに慧音たちとてゐを交互に見るが、当のてゐはと言うと・・・・・・。
「・・・・・・くっそ、しまったウサ・・・・・・何で上がって来るのさ。毒本当に混ぜちゃうウサよぉ〜・・・・・・?」
 と、あからさまに嫌そうな顔をした。
「・・・・・・毒とか入れちゃ駄目だからね」
 一応ドッピオは物騒な発言をするてゐに声をかけるも・・・・・・。
「ええい、分かってるウサ! このっ」
 げしっ
「いたっ」
 小さな足でドッピオの臑を蹴って永遠亭に戻って行った。対して痛くはなかったが。

 それからしばらくして客間には四人が鎮座していた。
「・・・・・・はい、毒とか無いウサよ」
「ほう・・・・・・てっきりてゐのことだからオシッコでも入ってるのかと・・・・・・」
「どんなド変態だよあたしゃ!!」
 てゐが仏頂面でお茶を注いできたから場の雰囲気を慰めようと思ったのか慧音はそんなことを言う。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
 気まずい。特に接点もないてゐと慧音。妹紅は慧音と二人きりの時以外他人に遠慮がちになるし、ドッピオに至っては3人のことをまるで知らない。
 なぜこの四人を同じ茶席に入れたか、正直なところ作者も困っている。
 共通の話題がない。(ここで慧音と妹紅がいきなりアーンなことをしだしたらどれだけ文章が捗ることか。)
 と、ここで辛気くさいという形容詞が世界で一番嫌いな因幡てゐがついに口火を切る。
「・・・・・・で、何であの門番はあんな
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