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Fate/staynight/the/crossovermoment
聖杯戦争逆光編
終末の禁忌
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「君は彼に似てるわね」
「彼?」
「名前は言えないけどね。
例えると・・・『馬鹿』で良いわ」
酷い言い方だ。その『馬鹿』が俺に似ていると言ったが俺は遠坂の目には馬鹿に見えてるのか?
「馬鹿は変な魔術師でね。
魔術を自分の為に修得せず他人の為に修得する位『馬鹿』で真面目で・・・聖杯戦争に参加した事も有るんだけど。参加する理由が『犠牲を出さない・無駄な殺生が許せない』変で偽善者な魔術師に君は似てる」
「偽善者・・・ですか」
「前回の聖杯戦争には私も参加してたの。
英霊は『アーチャー』叶の英霊『アーチャー』と同一の変わった『馬鹿』に似た英霊は『馬鹿』が嫌い。逆の『馬鹿』も『アーチャー』が嫌いでね。顔を合わせる度に喧嘩、喧嘩する程、仲が良いっ言うけど『馬鹿』と『アーチャー』の仲は凄く悪い。互いに似てる部分が互を嫌う理由かもね」
「似た部分?」
「彼等は外見は・・・似てる方だけど・・心が似てるの」
空を見上げ・・・遠坂は呟く様に。
「彼等は互を意見が食い違う。でも・・目指す道は同じで自然と『アーチャー』は『馬鹿』が魔術回路に不具合が生じた時、助けた。『馬鹿』の魔術回路は複雑で検査は面倒なタイプだけど『アーチャー』は一瞬で不具合の原因を突き止めた。」
話の内容を・・・俺は知ってる?
一部、一部を知ってる?
「彼等は互を認めない。でも・・・行動は互が困る程に同じで互を嫌う程、彼等は等しい存在なんだ。
愚痴の『馬鹿』が零した言葉がね。奴は嫌い・・・でも信用出来る奴だ・・・嫌い・・だけどな(笑)」
その会話の内容を俺は・・・知ってる。
師匠が修行の合間に話してた話と似てる?
鍵が掛けられた部屋を彼は開いた。
師匠と『アーチャー』が似てる。以前から似てると疑問に思ってた疑問が確信に変わる。『馬鹿』の正体『アーチャー』の正体。前回の聖杯戦争で『師匠』と共に勝ち残った英霊を
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