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Fate/staynight/the/crossovermoment
聖杯戦争逆光編
終末の禁忌
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か?魔術師に成れば『世界』を把握出来るのか?魔術回路を自身に『埋め込めば』魔術師に成れるのか?
稀に魔術回路を別の空間、別の世界に魔術回路を『保管』する変わった魔術師が存在する。自分の意思に関係なく勝手に自然に魔術回路が魔術師を離れ孤立する。魔術回路は魔術師に必要不可欠な商売道具、必要不可欠な魔術回路が魔術師を離れる?謎は深く浅い。魔術回路を元に魔力を供給『魔術』を行使出来る。魔術回路は魔術師を結ぶバイパスだ。魔術師と魔術回路が繋がってれば魔術は扱える。自分の元を離れても自分の世界を壊しても、確かな『繋がり』が有れば魔術回路は機能する。不確かな理論、魔術師が永遠に悩み続ける無限の謎は終焉を迎えない。
別世界に魔術回路を移す実験が試された。被検体の魔術師は特殊な魔術回路を体内に宿した『イレギュラー』被検体で扱うには惜しい素材を彼等はゴミの様に扱った。魔術回路にnoiseをぶち込む実験、魔術回路に複雑な魔力を供給させる実験、魔術回路に別の魔術回路を移植する『禁忌』を犯してまで彼等は実験を続けた。魔術回路を隔離、別の所に移植する実験は失敗の連続。成功には届かない不完全のサンプルが幾つか完成した。望んた結果には遠く及ばない被験者は数々の成功を収めた。変な話だ。拷問に近い日々が拷問に近い実験が彼等を輝かせ裏の世界で魔術師の世界で栄光を勝ち取る成功者を名乗る。失敗作は成功者以上の完成を導き、彼等は最高の力『魔術』を手に入れた。彼等は人間を辞めた。人間以上で人間未満の生物『吸血鬼』無限の魔力・不死の心臓・永遠の寿命を彼等は対価を支払い勝ち取った。対価の内容は『聖杯戦争』の『継続』聖杯戦争を束ねる実行委員会を設立、裏で聖杯戦争を支配するのが彼等の役目でも有る。彼等『吸血鬼』は自我を保った吸血鬼だ。肉体を魔術回路を脳を吸血鬼化させた吸血鬼モドキの出来損ない。朽ちない肉体は死を知らない。人間の感情を保った状態で吸血鬼化は人間が望んだ結果だ。研究の失敗作は人間達が望んだ完成形態、故に彼等は人間を超える。対価を支払い生き続ける彼等は無敵に近い。人間を辞めても『彼等』は魔術師『魔術回路』を備えた万能な生物『吸血鬼』を超えた『吸血鬼』その名を『bloodcross』弱点が存在しない彼等は・・・・孤独だ。
「聖杯戦争のルールを変えた?」
聖杯戦争を仕切る『bloodcross』の一人『ユマ・ロスリア』は驚いた表情で言った。
失敗作の一人は呆れた表情で言葉を返した。
「毎回、同じルールで繰り返すと駒が飽きる。
今回は趣向を変え、新たに別の駒とルールを加えた」
「私達は『神』の命に従い行動する。
お前の権限でルール変更が認められるのか?」
「認められないね」
スラリと自然体で返した。
彼の名は『ラカンド・シアス』失敗作『bloodcross』の一人だ。聖杯戦争の状況を
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