二十五章
疑惑者一真への監視
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た輪廻転生システムを、一緒に構築させて更に守護結界による魔法だったか」
「まあな。この世界はもうすぐで滅ぶが、足軽達も自然消滅するが上司である久遠達と一緒にいたいと言うのでな。最初は一真隊だけだったんだが、一真隊の足軽達が冗談半分で言ったら全足軽達がその話乗ったと言ってたぞ。だから三日間に渡る聖なる儀式を行うために神殿と輪廻転生システムを完成させた後に、組頭と足軽大将に全足軽の情報を調書として自分の血で書いてもらった」
そう言って大変さを知ったヴァーリ達だったが、あまり遅くなるといけないので俺とクロウ達は先に出た。脱衣所に行くとタオルで拭いた後に、各自の服を着たのだった。俺は量子変換機で鍛錬着から普段着に着替えた。いつもの真っ黒戦闘服ではなく、長袖シャツにジーンズという格好だ。そしてクロウ達を俺の中に戻った後に地上である躑躅ヶ崎館にある俺の部屋前に戻ってきたら、武田衆の一人が来ていたので俺は久遠達がいる大部屋へと向かう。
「それで?一真は今どこにいるのだ」
「躑躅ヶ崎館に戻ってきたご主人様は門番の方と会話をされてから、恐らくですけど船に戻られたと思われます」
「確かにいつもの一真様なら朝鍛錬を行った後に、一度船にてお風呂で汗を洗い流すそうです」
躑躅ヶ崎館に戻ってきた一真を追ってきたが、一瞬にして気配も消してしまったので久遠達がいる大部屋にて今までの経緯を報告していた。そして報告が終わると小波は詩乃の隣で朝食を食べようとしていた。明け六つから一真を監視していたので、食事くらいは一緒にという一真の命令でもある。久遠・美空・光璃が揃っていて、畿内連合と長尾衆と武田衆武将全員で朝食も珍しいがこれも情報交換だと思えばいい事。
「そういえば確かに変化があったような気がするけど、そんな事があったなんて知らなかった」
「私や結菜様は一緒に寝ていましたけど、夜にそんな事があったとは驚きです」
「確かに母衣衆の様子が何か変わった気がするな。雛や犬子はどうなんだ?」
「んー?雛達の兵も雰囲気が変わったかも」
「犬子も」
「ワシらのもそうだな、ガキ達が感じ取った通りとなるが雰囲気や気配が何かが違うというのは感じ取れた」
「母同様にだ、オレも今日と昨日では何かが違う気がするぜ」
「柘榴達の兵達もっすか〜?」
「松葉達の兵は海津城にいるから分からない」
「拙らは昨日の密談でもそうだが、明らかに今日と一昨日とは何かが違うと思われるでござる」
「確かに赤備えの者達も何か雰囲気が変わった気がするだぜ!」
「こなちゃんは相変わらずですけど、確かに兵達の雰囲気が違いますね」
「兎々もらのら」
上から結菜と双葉、三若、森親子、柘榴と松葉、武田四天王なのだが、情報交換を行っている
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