戦いの終わり、旅の始まり、動き出す闇
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礫に、戦闘員達が巻き込まれて行く
「こいつを使うか…」
【カメンライド カブト】
【アタックライド クロックアップ】
ディケイドは超高速の世界へと突入し、城の外へと向かった
ディケイドが城の外へ出た時には
既に全員が揃っていた
大量にいたドーパントは
スサノオの活躍のおかげで
既に全滅していた
「えぇ!?お前ら、エンペラーに襲われたのか!?」
タツミの驚きに溢れた声が聞こえる
ディケイドが視線を向けると
そこにはタツミと、ボロボロになったマイン達がいた
タツミ達の会話を聞いていると
こっちに気づいたナジェンダがやってきた
「エンペラーは?」
「多分死んだ
連れて来ようとしたが、動こうとしなかった
今頃瓦礫の下敷きになってるだろうな」
「そうか…色々と聞きたいことがあったが…仕方ない」
背後ではまだ、爆発音が鳴り響いている
やがて、城が崩落し始めた
「ここはやばそうだ
もう少し離れよう」
大樹の言葉に、
全員が従った
三日後、ナイトレイドのアジトにて
「士、お前たちのおかげで
エンペラーを止めることができた
感謝する」
ナジェンダが差し出した手を
士が握る
「これから私達は
本来の目的、革命に向けて動き出すのだが…
どうだ?このまま協力してくれないか?」
ナジェンダの誘いに、士は首を横に振る
「すまない、俺達は今回の件で
また本格的な旅をしないといけないことになった
これ以上、ここに止まってはいられない」
「そうか…残念だ
君達がいれば、とても心強いのだがな」
「悪いな」
そう言って士は大樹とユウスケを連れて
ナイトレイドのアジトを出て行こうとする
「また会おうぜ!士!」
タツミのその言葉に、士は振り返る
「残念だが、もう会うことはない…多分な」
そう言い残して士達はアジトを後にした
「なあ、士」
「なんだ」
「本格的な旅って?
これまでとは違うのか?」
「士、僕もそのことが知りたい
一体何があったんだ?」
二人の疑問に士は答える
「あそこにはアポロガイストがいた
俺たちが倒したはずの、あいつがな」
「なに…?一体どういうことだ?」
「俺にも詳しいことはわからない
だがあいつの言葉から察するに
また大ショッカーのような…
いや、それよりももっと大きな組織が
動いているようだ」
士の言葉を聞いて二人は考え込む
「大ショッカーよりも大きな組織…それは一体?」
「俺が知るわけないだろ
だが、鳴滝はもうこの事に気づいているはずだ
俺たちもこれまでのように色々な世界を
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